1.発芽から2ヶ月経ちました!
2012年に原生地(コルシカ島)で採取された種子を頂いたので撒いてみました。2013年2月に発芽して、本葉が1枚上がってきています。時折、リン酸分の多い液肥を与えています。4号鉢の中で、少々窮屈気味なので、GW頃までにはポット上げしたいと思います。苗の時期は、特に水を欲しがります。写真で、葉の表面に白色のまだら模様が見られますが、これは薬剤(殺菌剤)によるものです。(2013/04/20)
2.ポット上げ
GW前にはと思っていましたが、ポット上げを行いました。ちょっと遅めですが、何とか頑張って欲しいです。
3号(9㎝)のロングポットに、一つずつ植え込みました。深植えにしない方が良いです。培養土は、「クリスマスローズの土」に元肥(マグァンプ中粒)を加えたものです。植え替え直後は過湿にならないように気を付けますが、乾き始めたら水やりを始めます。
(2013/05/02)
3.初の夏越し中
5月に9㎝ロングポットに鉢上げしました。地上部はさほど生長していませんが、全体的にシッカリとした印象を受けます。元々、耐暑性を有する原種のため、夏越しそのものは難しくはありません。9月末には、更に鉢増ししてあげると、一気に生長するかと思います。取りあえず、暑い夏はこのままの状態です。朝だけは日光は当たりますが、昼以降は明るい日陰の場所で栽培しています。
(2013/08/01)
4.新葉の生長
9月中旬になり、暑さも一段落しました。綺麗な黄緑色の新葉が展開し始めています。夏場は半日陰で管理していましたが、このタイミングに鉢増しして、徐々に日当たりの良い場所で管理していこうかと思います。
(2013/09/19)
5.植え替えし忘れています!
秋も忙しくて、春も忙しくて、植え替え忘れました(言い訳)。
本来なら、遅くてもこの春には、鉢増ししないといけないタイミングなんですが!
大雪が降ったり、仕事が忙しかったりで(2度目の言い訳)。
それでも、そこそこ頑張って大きくなってくれました。植物の力は凄いです(植物任せ)。
この秋には鉢増ししないと、いくら元気な植物でも、スネちゃいます。
皆さんはマネしないでください。
(2014.06.18)
6.鉢増し(5号鉢)
遅れましたが、やっと鉢増しをしました。3号ロングポットから5号スリット鉢です。根鉢は無理に崩しません。
用土は、私が監修した「クリスマスローズの土」に、ゼオライト(細粒)を更に追加しました。元々、ゼオライト(小粒)が含まれていますが、これに細粒を加え、より根の活性を高めようと思います。元肥は、ハイポネックスのマグァンプ・中粒です。レバープランツのマグカリンもお薦めです。
(2014.11.22)
7.夏越し中
遅ればせながら、昨年末に鉢増しを行ったので、どうにか来春には開花しそうな株立ちとなりました。鉢増しのタイミングが遅れた分だけ、生長が遅めとなりました。
小葉はとても元気で、綺麗な色つやを呈しています。やや銀色がかった個体もあるので面白いです。有茎種の原種を種子から栽培する方は少ないかも知れませんが、機会があれば、チャレンジしてみて下さい。
(2015.07.05)
8.開花しました♪
タネから育てて、途中、放置していたこともあり、開花まで時間がかかってしまいました。発芽したのが2013年なので、まる3年もかけてしまいました。
ちゃんと鉢増しして肥料をあげないといけません(笑)。
ついついさぼってしまいました。でも、そこは、クリスマスローズ・・・時間はかかっても、ちゃんと咲いてくれます。ありがたいです。嬉しいですネ。
皆さんも、種から栽培してみてください。
原種の栽培は難しいと思われがちですが、けっしてそうではありません。確かに、H.セルビクスの様に繊細な原種も有りますが、ここでご紹介するH.アーグチフォリウスの様に、至って丈夫で育てやすい原種もいっぱい有ります。是非とも、クリスマスローズの原種を栽培してみて下さい。