この時期にこんなことを言うと、
「これから冬本番が始まると云うのに、何、寝言を言ってるんだ!」と、どやされそうだ。
だが、凍てついた土の中から春咲き球根が芽を出すたびに、私は心の中でこう叫ぶ。
小さい“春”見つけた。
-・-・-・-・-・-・-・-
昨日。
淡い日溜りの中で庭の雑草取りをしていたら、
落ち葉の隙間から、地植え“スイセン”が新芽を伸ばしているのを見つけた。
2019年の秋に地植えした球根だ。
植えっぱなしの放任主義だが、今年も芽を出してくれた。
冬の厳しい寒さを通して咲くという“スイセン”だが、
これから始まる厳しい冬を逞しく乗り越えて欲しいと願う。
◆写真:“スイセン”の新芽【2022年12月4日撮影】
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