【元編集長のひとりごと】東京の初秋～勝島運河のコスモス｜園芸日記byみんなの趣味の園芸スタッフ｜みんなの趣味の園芸

写真1

東京の初秋をみたくなり、勝島運河の土手に出かけました。都心ですが、「コスモスがきれい」といわれるスポットです。
鮫洲駅から歩くこと約10分、勝島運河に出ました。釣り船や屋形船の船宿が付近にあります。東京都の鮫洲運転免許試験場の近く、勝島運河にかかる鮫洲橋のたもとから下流に数百メートル、運河の土手がお花畑になっていました。魚釣りを楽しむ人、ジョギングをする人……、のどかな光景です。
お花畑にはコスモス、キバナコスモス、ヒマワリ、デュランタ、ハナトラノオ、ガウラ、ハツユキソウ……がいっしょに咲いていました。東京もいくぶん過ごしやすくなってきましたが、まだまだ去りがたい夏を感じさせるような花たちです。いったい、何種類の花があるのか、花の名前を考えながら歩くと面白そうです。
コスモスは「秋桜」と表現するように、かつては秋にはいってから咲く草花でした。やがて「アーリーセンセーション」という早咲きの品種が作出され普及したことから、従来の品種よりも早い夏の終わりから花を楽しめるようになりました。
日差しは相変わらずですが、お花畑の花の名前を数えていると、運河を吹き渡る風は肌を心地よく感じられました。

（元『趣味の園芸』編集長　原田）

--------------------------------------------------------------

<9月17日メールマガジンにて配信>

【元編集長のひとりごと】は、メールマガジンとFacebookページに掲載中の、『趣味の園芸』テキスト元編集長原田による園芸エッセイです。


裏庭より 2024/04/16	なにわいばら 2024/04/16	タマミジンコ増... 2024/04/16

スラワ🌷 2024/04/16	チューリップが... 2024/04/16	2024年4月16日 2024/04/16