黄金色に輝く葉を持つ植物があります。ピカピカ光って、とても植物の葉とは思えません。(写真でうまく表現できているといいんですが・・・)
Bauhinia aureifolia(バウヒニア アウレイフォィア)といい、タイ原産のジャケツイバラ科の常緑つる性植物。日本の植物でいうとハカマカズラの仲間になります。
1999年夏にタイ北部を旅行した日本人の目に留まり注目されました。
その後、高さ1mで黄金色の葉をつけた鉢物がタイのサンデーマーケットに出回り日本にも導入されました。ところがこの鉢物、翌年は何の変哲もない緑葉が出てくるばかりで黄金色にならない、ということでだまされたような気分なって忘れ去られていました。
当園も2001年3月に入手して観覧温室に植え温室の天井にまでツルがよじ登り株元の太さが約10㎝にもなりましたが、黄金色の葉は出てくれませんでした。ところが3年前から新芽の葉が黄金色に輝くようになりました。
わかったことは、新梢の先端に花がつかないと新葉も黄金色にならないということでした。つまり温室で十分に大きく作らないと黄金色の葉は出ないということです。サンデーマーケットの鉢物はおそらく大きな開花株の枝を取り木か挿し木をして即席で鉢物に仕立てたものであると思われます。
最後にこの黄金色の正体ですが、新葉の表面に密生する毛の色です。新梢が伸びきって成熟すると毛が落ちで普通の緑色に戻ります。
ということで、この黄金色はタイの現地に行くか植物園のような広い温室でないと見れません。国内でこのように大きくなっている株はそんなにはないと思いますよ。
最後は植物園の宣伝で締めくくります。
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