冬は「こたつ園芸」。花の情報を集め、こたつで温まりながら1年間の花計画を立てる、これも園芸の楽しみの一つです。そんなこたつ園芸の手がかりになるのが、「第63回関東東海花の展覧会」です。1月31日から3日間、花卉生産が盛んな関東東海地区の花が、サンシャインシティに集結します。
注目は1都11県の花卉生産者による花の品質や商品性を競う「花の品評会」です。鉢花や洋ラン、ガーデニング花苗、切り花(バラ、キク、カーネーションなど)といった10部門約2000点が競い合います。今年の花の評価はどれほどか、気になるところです。
見逃せないのが特別展示コーナー。今回は花卉生産全国トップの愛知県による特別展示です。愛知県園芸農産課にある事務局に確認したところ、愛知県産のトルコギキョウ(ユーストマ)やカーネーション、バラといった切り花約1万本、シクラメンやエラチオールベゴニア、ジュズサンゴなどの鉢花、アンスリュームやスパシフィラム、アジアンタム、ヘデラなど観葉植物を使った、大がかりな花のオブジェが準備されているとのことでした。過去50年間、花卉生産日本一の座にある愛知県の展示だけに面白そうです。
なお、最終日は午後2時から花の品評会に出品された鉢花や切り花の即売会も予定されています。(即売会には2日午前10時から先着700名に配布される入場整理券が必要になります。ご注意ください。)
▼ 第63回関東東海花の展覧会
詳しい情報は下記「サンシャインシティ」のページをご覧ください。
http://www.sunshinecity.co.jp/event/e346.html
(写真1)前回2013年の「関東東海花の展覧会」の会場風景
(写真2)愛知県出品予定のバラ‘やまとなでしこ’
セミダブル品種。‘マダム・ヴィオーレ’に‘ジャックポウ’を交雑した実生選抜種(協力:第63回関東東海花の展覧会事務局)
(写真3)愛知県出品予定のヘデラ‘翠雲’.
葉の縁が縮れたように盛り上がるのが特徴(協力:第63回関東東海花の展覧会事務局)
(元『趣味の園芸』編集長 原田)
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<1月20日メールマガジンにて配信>
【園芸LOVE 原田が行く】は、「みんなの趣味の園芸」スタッフであり『趣味の園芸』テキスト元編集長の原田による園芸エッセイです。メールマガジンとFacebookページにも掲載しています。
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