2月21日(金)、「第12回クリスマスローズの世界展」の初日に行ってきました(展示は23日(日)で終了)。目当ては新花コンテストとチベタヌスです。
新花コンテスト最優秀賞花は若泉ファームからの出品‘絹’。チベタヌスの交配種です。優しい雰囲気を醸し出していました。
優秀賞花は二つです。一つは横山園芸が出品したピンク色のバラ咲き。花梗が短いためなのか、花がうつむいていませんでした。もう一つの優秀賞花は松村園芸が出品したステルニーゴールド。中心部のネクタリーの黄色がきれいでした。
展示会場は大変な賑わいでした。原種や交配種の美しい花がずらりと並び、全員、カメラやスマホでクリスマスローズを撮影しています。行列が遅々として前に進まないほどでしたが、来場者の熱心な姿が印象的でした。
販売コーナーも大混雑でした。開場するや否や、展示を見る前にお気に入りのよい株を手に入れようと、販売コーナーに駆け込んだ来場者がいたほどです。これには驚きました。
そして特別セミナーの光景。初日に行われた園芸研究家の金子明人さんによる1時間の講演をなんとか聴くことができたのですが、教室は熱心な聴講者で最後まであふれていました。
春は名のみ、寒さ厳しい早春の週末、クリスマスローズ展は園芸ファンの熱気に包まれていました。
(元『趣味の園芸』編集長 原田)
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<2月24日メールマガジンにて配信>
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