NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」が始まりました。実は遠い昔、小説『赤毛のアン』を読んだことがあるのですが、才気煥発な少女、アン・シャーリーが活躍する物語の舞台、プリンス・エドワード島がとても気になりました。プリンス・エドワード島とはどれほど美しい島なのか、否、こんなに美しい島は実在するのか、と。
実際にプリンス・エドワード島は実在するのですが、どんな島なのか、プリンス・エドワード島州政府観光局を取材してみました。
<プリンス・エドワード島はどこに?>
カナダ東部、セントローレンス湾の南に位置する、揺りかごのような形の島です。面積5,660平方キロ(愛媛県と同程度)、人口約14万5000人。日本との時差は-13時間(サマータイム時は-12時間)。緯度は北海道の稚内市とほぼ同じで、北北海道と似た気候です。
<美しいお花畑の島>
5月下旬から7月、植物は次々と花を咲かせます。なだらかな丘陵はタンポポやワスレナグサ、ケマンソウ、ルピナスの花模様です。6月初旬、甘い香りを漂わせるリンゴの白い花、そしてライラックが花盛りを迎えます。短い夏が終わり、紅葉の秋が過ぎて、11~4月は雪と氷の冬景色になります。まさに四季折々、カラフルな島です。
春から初夏のお花畑、秋の紅葉、冬景色……。
『赤毛のアン』を読んで想像した通り、プリンス・エドワード島は麗しき島でした。
「国際バラとガーデニングショウ」5月10~16日開催
http://www.bara21.jp/
で「赤毛のアンの庭」が再現される予定です。
▼ カナダ観光局「赤毛のアン」スペシャルサイト
http://anne.jp-keepexploring.canada.travel/
▼ プリンス・エドワード島州政府観光局
http://www.tourismpei.jp/
(写真)真っ赤なポピーと白いデージー(7月初旬~中旬。協力:プリンス・エドワード島州政府観光局/Barrett & MacKay)
(写真)6月下旬、花のピークを迎えるルピナス(ルピナスは島にとって外来植物だという。協力:プリンス・エドワード島州政府観光局/Paul Baglole)
(写真)6月中旬、ガーデンを彩るケマンソウ(協力:高橋由香)
(元『趣味の園芸』編集長 原田)
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<3月31日メールマガジンにて配信>
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いつも楽しみに拝見しております。
返信するプリンスエドワード島
私もいつか行ってみたいです。
今は雑誌を広げ、アンがした様に
想像の翼を広げています。
景色のみならず、こんなに綺麗なお花も咲くんですね。
ますます行ってみたくなりました。
みなこ様
返信するアンは物語では想像力豊かな少女でしたが、これほど素敵な景色に包まれて暮らしていれば、その想像力はパワーアップしそうですね。まさに、夢見るプリンス・エドワード島です。
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