「にんぎょひめ」「マッチうりの少女」「みにくいあひるの子」等々でおなじみのアンデルセン。彼の名を冠した「ふなばしアンデルセン公園」を4月2日に訪ねました(4月2日はアンデルセン209回目の誕生日でした)。
公園南ゲートから入ると目前にそびえる大きな風車、傍らの農家……。デンマーク1800年代の風景が広がっていました。公園運営課によると、これらは1989年、船橋市と姉妹都市になったデンマークのオーデンセ市(アンデルセン生誕地)の協力を得て模築されたとのこと。また再現されたデンマークの小学校は、アンデルセンの世界を追体験できる童話館になっています。一面の石畳までも、デンマークの石だそうです。
このメルヘン溢れた公園の魅力は植物との触れ合いです。さすがは園芸どころ千葉県の花パークだけあって、展示花壇をはじめ草花や樹木にネームプレートが付き、園内の随所には花の見どころ情報が設けられています。年間100種5万株の植物が楽しめるよう工夫しているとのことでした。
もう一つ、愉快なのは自然体験ゾーン。南ゲートから北ゲートに向かう途中、北総の自然林を活用した里山が再現されています。懐かしさに包まれながら「里山の水辺」と雑木林を歩いていると、「子どもの頃、こうしたところで遊んでいたなぁ」と遠い記憶が呼び覚まされるようです。
童話、自然林、園芸植物……、豊かな体験が訪れる人を待っていました。
「花と緑のフェア」(4月20日まで)
オーデンセ市との姉妹都市提携25周年を記念して、「花と緑のフェア」が開催中です。近隣の学校・幼稚園、園芸関連企業の協力のもと、パワーアップされた花の展示になっています。
ふなばしアンデルセン公園
http://www.park-funabashi.or.jp/and/
(写真)デンマークの大きな風車に来場者はビックリ
(写真)北総の自然林を活用した里山の水辺
(写真)地元の児童・生徒の手による花壇がズラリ
(元『趣味の園芸』編集長 原田)
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<4月7日メールマガジンにて配信>
【園芸LOVE 原田が行く】は、「みんなの趣味の園芸」スタッフであり『趣味の園芸』テキスト元編集長の原田による園芸エッセイです。メールマガジンとFacebookページにも掲載しています。
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