5月10~16日、「第16回国際バラとガーデニングショウ」が西武ドームで開催されます。そのローズアベニューに、人気品種を送り出し続けている岐阜県大野町の河本バラ園、河本純子さんのバラが出品されます。
河本さんがバラの育種を手がけるようになったのは35年前、花も香りも素敵なバラをつくりたいという動機がきっかけだったそうです。育種第1号は「パープルレイン」、香りの強い紫色のバラです。
以来、他にない色や香り、花姿のバラを目指して生み出した新品種は約50品種、「ブルーヘブン」、「サイレントラブ」、「ラ・マリエ」、「はつね」、「清流」、「ミルフィーユ」などなど、園芸ファンにはおなじみものばかりです。
河本さんの話では、バラの育種は3~7年、こだわれば10~15年を要するといいます。そして、これまでの育種でもっとも思い出深い花は「ミスティーパープル」、甘い香りとともに初めてひらひらと波打つ花弁をもったバラを生み出せたからだそうです。
人々に愛され、毎年、世界中でおびただしい新品種が発表されるバラですが、「ライフスタイルの変化とオーガニック志向に応えるべく、香りと耐病性をもった新しい感覚のバラを園芸ファンに届けたい」、そう河本さんは語ってくれました。
(写真1)河本純子さん(写真提供:河本バラ園)
(写真2)育種第1号のパープルレイン(写真提供:河本バラ園)
(写真3)香りと波打つ花弁をもつミスティーパープル(写真提供:河本バラ園)
(そのほかの河本バラ園の品種写真はアルバムにまとめました
ので、このスタッフアカウントのオープンガーデンから見てみて下さい)
河本バラ園
http://www.kawamotorosegarden.com/
国際バラとガーデニングショウ(5月10~16日開催)
http://www.bara21.jp/
(元『趣味の園芸』編集長 原田)
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<5月7日メールマガジンにて配信>
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