1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |
今年(2018年)7月の地表を焦がすような猛暑、9月の台風21号、植物園の植物には災難の年でした。台風によって園内の200本以上の樹木が倒されるか、太い枝が折られ、そのため園内は無残な状態でした。10月、水車小屋近くにシクラメン・アフリカヌムが花を咲かせました。たくさんのカメラマンが花の写真を撮っていますが、私はちょっと違った角度と、違ったものに目をつけて写真を撮ってみました。
シクラメン・アフリカヌムは、サクラソウ科シクラメン属の1種。10センチ以上の長〜い花柄の上にピンクか白の花を1個つける。典型的な5数性の花で、外側から5枚の萼片、開くとこれ以上はないほど外側に反れ返る5枚の花弁(合弁)、さらに花を下(真上)から覗くと5本の雄しべ、中央に1個の雌しべがある。よく見れば、花弁は右に(時計回りに)ねじれている。これは結構この仲間の特徴の1つです。知ってましたか?
面白いのは開花後、花弁や雄しべを落とした果実を、花後の花柄がくるくる巻いて地表近くへと引き込んでしまう。そこでどんな種子ができ、どんな散布がなされるのか、そうしたことを想像するのが楽しい。この種は名前の通りアフリカ原産。
会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。
ナデシコ 2024/04/26 | 香り✨ 2024/04/26 | 朝焼けとコメツ... 2024/04/26 |
踊りハボタンの... 2024/04/26 | あしかがフラワ... 2024/04/26 | マイクロトマト... 2024/04/26 |
※コメントの書き込みには会員登録が必要です。