シリラ科という2属2種から成る小さな科の中の、シリラ属の唯一の種です。いま植物園内の正門近くで目につきます。シリラ科という名前にはほとんど馴染みのないと思いますが、ツツジ科の姉妹群です。良く知るツツジ科と見比べれば、どこに共通点があるか分からないほどですが、もう一つの近い親戚がリョウブ科です、と言えば、あ、なるほどと思われるかも知れません。小さな花が無数についた総状花序がよく似ています。
北米南東部から南米北東部にかけて沼地に生育する比較的丈の低い樹木です。花は5数性で、5枚の萼片、5枚の花弁、5本の雄しべ、1個の雌しべからできています。大部分の花の雌しべは1心皮(写真の花はたぶん2心皮)で、柱頭が1個(写真の花は2個)。中に胚珠がたいてい1個入っています。
リョウブとの違いですか? リョウブは雄しべが10本、シリラは5本。
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