京都府立植物園さんの園芸日記

シマタニワタリノキ

2020/07/16
シマタニワタリノキ 拡大 写真1 シマタニワタリノキ 拡大 写真2 シマタニワタリノキ 拡大 写真3

 アカネ科をもう1種。タニワタリノキ属シマタニワタリノキ。この属は、世界で4種あるのですが、何と40種のシノニム(異名)があります。屋久島から採集された標本を基に、日本の種だと思った日本人が新種として発表したことがありましたが、今はすでに知られていた種と同じであることが分かっています。
 植物園正門近くで咲いていて、通りすがりにも目に入ります。数えていませんが、200個以上の小さな花が集まって1つの、直径1センチ前後の球状の花序をつくっています。目につくのは、1つひとつの花の長い花柱、その数だけ花が集まっているわけです。あまり小さくてしっかり確認したわけではありませんが、萼片5,花弁5,雄しべ5本が花の底のほうに見えます(あるはずです)。なんだコレ?と思って観察すると面白いです。

「シマタニワタリノキ」関連カテゴリ

みんなの趣味の園芸にログイン/登録する

※コメントの書き込みには会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方は

会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。

定期購読
投稿募集中 from テキスト編集部
見て見て!お気に入りの花

見て見て!お気に入りの花
自慢の植物・庭の写真を募集中!

みんなのマルシェ

みんなのマルシェ
自慢の畑・野菜の写真を募集中!