ichanさんの園芸日記

シモツケの開花

2022/05/31
シモツケの開花 拡大 写真1 シモツケの開花 拡大 写真2 シモツケの開花 拡大 写真3

玄関そばの駐車スペースに植えてあるシモツケが昨夜の雨に打たれながら、咲きはじめた。
シモツケは、"木下野"とも呼ばれる落葉低木なのだが、"下野草"と呼ばれる花のよく似た草本がある。どちらもバラ科の植物なのだが、葉を見れば、両者の区別は比較的簡単だ。しかし、我が家では葉の形が似ているユキヤナギの中に植えてあるので、花が咲かない時期には同じように見え、どちらも蝶々の一種・ホシミスジの食草になっている。
シランが咲き終わった頃、同じようなピンクや白い花が咲きはじめるので、駐車スペースを華やかにしてくれている。

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みんなのコメント(8)

ichanさん、とても疑問に思っているのですが・・・

昨年、自宅のフェンスにスイカズラが巻き付いていて放置していたら、今年は沢山の花が咲きました。
アサマイチモンジが繁殖してるみたいで、沢山見かけました。毎日ヒラヒラ飛んでます(^^)
でもイチモンジチョウは全く見かけません。

これは地域柄なのでしょうか?

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こんばんわ。
スイカズラは、いい匂いがするので好きなんですが、本件はややこしい質問ですねえ。

その前にアサマイチモンジは、1936年にイチモンジチョウから分離されたもので、それまで区別がされてこなかった日本固有種。それに対してイチモンジチョウは、ユーラシア大陸に広く分布しているチョウです。
これだけ聞けば、"分布の広いイチモンジチョウが見られないのは不思議"となるかもしれませんが、チョウの発生って、いろんな要素が絡まっていて、種類にもよりますが、結構流動的に発生することがあるんですよ。たまたま、飛んできたアサマイチモンジがたくさん卵を産んで、そこから、これまた、たまたま寄生を受けず、うまく育つことがあり得、突然、あるところでたくさん見られることも起こるようですよ。地域性という一言では言い切れず、何年かしたら、発生の中心がどこかへ移ってしまうということはざらなんですよ。

でも、イチモンジチョウとアサマイチモンジを飛んでいるところで区別できるというのは、なかなかですねえ。前翅の白点は少し不確実ですが、後翅裏の平行線かV字かですかねえ。
ということで、このあたりで失礼します。

おはようございます✨

シモツケやユキヤナギはミスジチョウの食草なんですか~
ウチのコミスジはユキヤナギで育ったのかな??

また昆虫の話になりますが・・・(苦笑)
昨日、パタパタとゆっくり飛んでいる虫が、蝶とトンボを足した様な姿でした。
羽が白と黒の模様で小振りの蝶に近い感じです。
でもトンボみたく長い体でした。

しゃくがの仲間でしょうか?

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おはようございます。
まず、ミスジチョウ亜科各種幼虫の食草ですが、ミスジチョウはカエデ類、コミスジはクズ、ハギ、フジなどのマメ科植物、ホシミスジとフタスジチョウはシモツケ、ユキヤナギ、コデマリなどのバラ科植物、オオミスジはウメ、アンズ、スモモなどのバラ科植物を食べます。みんな似た形をしていますが、食べるものが違うので、食べている植物を見るとわかるんですよ。成虫になっても翅の紋が違うので見分けるのは簡単ですよね。ミスジチョウ亜科に近いのがイチモンジチョウ亜科でオオイチモンジはドロノキなどを食べる以外はアサマイチモンジやイチモンジチョウがスイカズラやタニウツギなどを食べるんですよ。どれも白と黒だけで構成される翅をしていて、すっきりしているので、私は好きです。
続いて、蛾の件ですが、記載内容だけで判断すると、トンボエダシャクかヒロオビトンボエダシャクでしょうか。これらは胴体が黄色と黒色で、今頃の昼間に見られると思います。パタパタ、ゆらゆら飛ぶ感じですかねえ。あと梅雨前からよく見かけるようになるのはユウマダラエダシャク、オオゴマダラエダシャク、ゴマダラエダシャクとかヒョウモンエダシャクなどが昼間に飛ぶ白黒の翅をもった蛾ですねえ。どれも不規則に飛びますが、割とすぐに止まるような気がします。昼間に飛ぶ蛾もなかなかいいもんですよ。
と言うことで、ご参考まで。

そうそう、このお話を聞いてビックリしたんです。

ミスジチョウの仲間って、みんな似てるから幼虫のエサも一緒かと思ったら、全然違う・・・

ウチのカエデに止まっていたのはコミスジじゃなくて、ミスジチョウなのかな??
とりあえず、どれも庭に来る可能性があるので楽しみです😊

昨日、今まで見た事が無いトンボを見かけました。
ムクゲの高い枝に止まっていたので写真が撮れなかったのが残念です。

今年はラミーカミキリムシのお陰で、ムクゲ周辺の珍しい昆虫を見る事が出来ました。
ムクゲ(紫玉)は敷地の端っこにあって、今まで余り足を運ぶ事がなかったんです。

でも、やっぱりラミーカミキリムシは撲滅したいです(笑)

返信する

そうなんですよ、ミスジチョウ亜科のミスジチョウ、オオミスジ、コミスジ、ホシミスジは全部、食草が違うんですよ。そして、一番前の白線で区別は簡単ですので、ウェブサイトか何かでよく形を理解すれば、良いかと思います。カエデに止まった例の写真の件、コメントしませんでしたが、わたしもミスジチョウでは?と思いました。一番上の千が直線なのか割れているのかが分かれば、区別ができますが、微妙ですねえ。ただ、ミスジチョウはやや山地性で、渓谷好きなので、コミスジのように、どこにでもいるとは言い難いです。幼虫の冬越しの様子をググってもらって、カエデの木を探すというのも良いかもしれません。巣となる葉の根元を自分の糸で固定するので、落ちないんですよ。そこを探す…。
しかし、ラミーカミキリとの戦いは、大変ですねえ。というか、おそらく近くにイラクサがある思うのですが、それはいつでも侵入可能な状態ということです。成虫は今頃飛ぶので、気になりますが、問題は幼虫の方なんですよ。これから、ムクゲに入っていないか、よく見てあげる必要があるかと思います。穴が開いて、木くずが出ていないか?です。
ということで、よろしくお願いします。

こんばんは😊

カミキリムシの件で気になっている事が・・・
ムクゲの隣に植えてある、アジサイ(墨田の花火)が昨年おが屑被害みたくなって、冬に強剪定したんです。
花芽を切ってしまったので、今年は花が咲かないカモ😢

少し離れた場所にあるアジサイの上にもラミーカミキリムシの姿を見かけたので、『ラミーカミキリムシはアジサイにも被害が出るのかな??』と思っています。

ムクゲやフヨウ以外の植物も食害に合うのかな??
ichanさんは聞いた事がありますか?

返信する

おはようございます。
アジサイの木くずですか。コウモリガの幼虫がアジサイの木部の中に入ると木くずが出るようですが、アジサイにつくカミキリはどうかなあ?よく知りませんわ。
コウモリガの幼虫は、雑食性で、例えばクヌギから樹液が出る原因のひとつになっています。カミキリの幼虫のように材の中を食べるんですよ。
コウモリガは、放卵といって地面にばらまくような産卵をして、幼虫があたりの木に入り込むんですが、このため、地面に近い根元をやられることが多いんですよ。
ご参考まで。

ちなみにコウモリガの卵のふ化は春、成虫発生が秋なので、幼虫時期は夏場。剪定を早まったかな?
まあ、アジサイは強いから、来年を楽しみにしましょう。
では…。

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