遠くに比叡山の頂がちらっと見えるシャクナゲ園のベンチで密かに(?)休憩します。ベンチの足もとに可愛い花が咲いていて、それがヒメヒオウギ。実は初めてみました。おそらく以前に花壇で栽培されたものが、種子で逃げたものでしょう。
調べるとアフリカはケニアから南アフリカを原産地とする種で、彼の地では10月から12月に開花するようです(植物園では5~6月)。日長が長くなると開花するいわゆる長日植物と思われます。最初に存在を知られたのが1823年、その後いろいろな学名の変更を経て1995年にアヤメ科のフリージアの仲間として落ち着き場所を得ました。本物のヒオウギ(アヤメ属)とは異なる植物です。直径2センチ足らず、緋色の花(花冠)の下に3~4センチの長い花筒が続いて、その底に蜜が溜まっている(はず)。外からは誰にも見えませんが、子房の隔壁に蜜腺があり、そこから長い花筒の底へと蜜が出されています。日本ではそれを吸いに来る虫がいるとは思えませんが、雄しべと雌しべが花の中央に集まっていることから自家受粉で種子をつくってしまうのでしょう。
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おはようございます!
返信するシャクナゲ園のベンチも涼しげで、落ち着けそうですね。園内の一等地に有るような気がするのですが、人は少ないような気が・・・。
前日オススメだった、バラ園は今年はホント、いっぱい咲いて見事でしたね!素晴らしかったです。ちょうどサツキ展の時お邪魔して、サツキ展の講習会の時に、ベランダから拝見させていただきました。見事な風景でした~!
ヒオウギとヒメヒオウギは、名前は一緒な感じだけど、種類が違うお花と聞きましたね。私は、どちらかというと、コンパクトな株立ちで可愛い、このヒメヒオウギの方が好きだなぁ~。
写真でみていただいた紅色の花のほかに色違い(白)の花もあるようです。でも紅色の花のほうが可愛らしいように思います。
13日に植物園に行ったのに⤴️⤴️残念です。😭
返信するシャクナゲは、もう、お花は、終わったと思って素通りしてしまいました。
ベンチの足元にそんな(*≧з≦)お花が咲いていたのですね。😊
球根で冬を越しますので、来年以降もまた見られると思います。
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