1.種
2018/4/3
3~5mmくらいのペラペラの種。
十分視認できる大きさなのでそのままポットに播く事に。
種播き土を敷き詰め、割箸で窪みを作り、種を置く。
水は乾ききらない程度を維持。最近暑いので頻度多めに。
2.発芽
2018/4/13 - 10日経過
種播きから7日で1粒発芽。
現在は2粒発芽しているが、緑が薄く写真では判別が難しい。
接写できるカメラが欲しくなる。
芽はいわゆる双葉ではなく薄緑色の塊状で、あまり芽らしくない。
こちらも水気を絶やさないようにする。
3.芽の形
2018/4/13 - 16日経過
3粒芽の近影。
緑色の塊からやや硬質な角状の葉が1枚だけ出ている。
他2株も同じなのでそういう種類なのだと思う。
この後どうやってあのゴツゴツになっていくのかイメージできない。見守ろう。
4.葉焼け
2018/5/12 - 45日経過
順調に伸びてるのでもう少し日当たりいい場所に、
と外の棚に午前中だけ置いたところ2日で葉が変色。
綺麗な緑色だったのが茶色っぽくくすんでしまった。
一旦遮光ゾーンに戻すがやってしまった感が強い。
どうにか回復しないものだろうか。
5.次の葉
2018/5/26 - 59日経過
変色(葉焼け?)は多少回復し頭頂部に近い部分は緑色を回復しつつある。
根元に近い方は変わらず。
色は気になるが成長自体はしており次の葉が見えてきた。
尖った1本葉からどう増えるのかと思っていたら、現在の葉の根元から外側に重なるように出てきた。なるほど。
6.ギザ葉
2018/9/7 - 163日経過
2株のうち片方に3枚目の葉が出てきた。
1&2枚目で双葉状になっていたのの間から。
これまでと違い葉が鋸歯状でいよいよ鬼的な造形に近づいてきたのではなかろうか。
7.根っこチェック
2018/9/30 - 186日経過
寒くなる前にと植え替え。
恒例の根っこチェック。
やや短めな気もするが障害はなさそう。
横に広がってるのは元の鉢が浅底だから。
8.植え替え
2018/9/30 - 186日経過
植え替え後。
先を見越して1株ずつに分割。2.5号素焼き鉢。
茎に当たる部分が無いか極端に短い関係で、本体が若干土に埋もれるような盛り方になっている。
これはそのうち土が下がる前提の処置。
あとこいつも若干姿勢が怪しいので支え棒を用意。
9.紅葉か?
2018/10/31 - 217日経過
前回の植え替え後に、一度鉢をひっくり返してしまい再度植えた。
冬支度をしようと言う時期に申し訳ない。
で、葉の紅葉らしき変化が見えてきた。
深緑だったのが全体に赤味が出てきて枯れてるような風合いに。
夏場に焼けた葉の先端は本当に枯れてきて、休眠に向けて自身を最適化しているようにも見える。
10.休眠中
2019/1/23 - 301日経過
紅葉したまま休眠に突入した鬼切丸。
写真は葉を横から撮ったもの。
秋に比べかなり薄くなっている。
水は2週に1度くらい。
水分を減らせば結構な低温にも耐えるそうだが、絞り過ぎなのか葉の先端が少し枯れかけてるようにも見える。
室内の西日窓辺なので日中は割と温かく、休眠しきってない可能性もあり判断に苦しむ。
11.緑が戻り始める
2019/5/31 - 429日経過
紅葉した葉に緑が戻り始める。
3月中旬頃には休眠明けして葉が厚くなっていたのだが、色がずっと赤いままで気にはなっていたので安心した。
数日前に5月なのに30℃を超える日が数日続いていたので、その辺がスイッチになったのかもしれない。
12.更に緑が深まる
2019/6/8 - 437日経過
数日前から更に緑色が深まった。
日に日に変わっていくのは観察のし甲斐がある。
あと新葉も覗いている。
去年は葉焼けで何枚か枯らしているので今年は気を付けたい。
13.緑色
2019/7/6 - 465日経過
ほぼ真緑になる。
マックスはもう少し深緑っぽくなる。
葉もゆっくりながら育っていて順調。
14.今年も紅葉の気配
2019/10/16 - 567日経過
今年も夏場に深緑になった葉が少し赤味を帯びてきた。
正確に言うと、少し白っぽい色になった後に赤くなる。
変化は根元の方から先端にかけて進む。
タイムラプス風に撮影したら面白いかもしれない。
15.緑色に戻る途中
2020/4/5 - 739日経過
今年も冬を越し春モードへ移行中。
葉の色が赤から緑に戻るのだ。
去年よりもかなり早く変色しているのは暖冬気味だったからか?
あと色の変化もいいがそろそろ新葉も拝みたい。
ぼちぼち出てきてくれないだろうか。
16.根っこチェック
2021/3/30 - 1098日経過
前回の植え替えから2年半も経っていたので植え替える。
恒例の根っこチェック。
2年半の割にはあまり伸びてない印象だがマイペースな奴らしいのでこんなものかもしれない。
17.植え替え後
2021/3/30 - 1098日経過
植え替え後の姿。
サボテンの所でも触れたが、土があまりイケてない奴なのでダメそうなら早々に植え替え直す。
この砂利みたいな奴流行ってるんだろうか?
18.植え替え
2022/9/15 - 4年+166日経過
この1年半くらいレポなし。
何故か伸びず、新葉もほどなく枯れてしまうなど不調続き。
で、しばらくぶりの植え替えに。
ほとんど大きくなってないので、2.5号素焼き鉢を継続。
土は割とマシなものに入れ替え。砂利系は使いこなせそうにない。
19.根っ子チェック
2022/9/15 - 4年+166日経過
恒例の根っ子チェック。
前回から驚くほど全然伸びていない。
あと、頑健なのでなるべく強光、と遠慮なく日に当ててきたが
どうも大体真夏なのに葉が赤く焼けた感じがある。
ある程度の大きさになるまでは程々がよさそう。
今更ではあるが、方針を変えてもう少し手厚く調整しよう。
20.冬を越して
2023/3/7 - 4年+339日経過
昨年9月中旬に植え替え、冬を越した。
長らく成長が止まっていたのだが先回の植え替えからはゆっくり動き始めている。
こいつもフォーカリアと同じで冬でも完全休眠はしないよう。
色の赤いのも弱っている訳ではない。結構元気で水の吸いもいい。
21.これまでにない伸びよう
2023/06/13
2023/6/13 - 5年+72日経過
止まったり僅かに伸びたりを繰り返しあまり大きくなってない印象のこの株。
今年は一味違うようで、何かスイッチが入ったのか凄く旺盛に伸びている。
まず葉の色が黄緑でちゃんと赤みが抜けている。
とても良い兆候なので是非このまま行ってほしい。
来年を考えて秋に植え替えの選択肢も出てきた。
22.軟腐?
2023/08/18
2023/8/18 - 5年+138日経過
台風7号のため全鉢を屋内退避したのだが、高湿無風に耐えられなかったか
一部不調な鉢が出ている。
この鬼切丸は、葉の一部が軟化して組織が溶けたような感じに。
切除を迷ったが腐ってはいないようで様子見に。
23.軟腐その後
2023/09/27
2023/9/27 - 5年+178日経過
8月の台風で調子を崩した鬼切丸。
その後は溶解が葉の途中で止まりそれ以上は悪化せず。
なので、該当の葉だけがよじれて変な形になっている。
感染するタイプじゃなくて良かった。
24.夏を越して
2023/10/28
2023/10/28 - 5年+209日経過
不調もあった夏を越し、植替え、しっかり育った姿がこちら。
歪んでしまった例の葉は右から2番目で、それが目立たなくなるくらい
他の葉が派手に伸びて荒々しい感じだ。
25.またもや
2023/11/11
2023/11/11 - 5年+223日経過
終日雨の日があったので部屋に取り込んだら、またもや例の軟化が。
これなら外で濡れさせておいた方がマシだったかもしれない。
なってしまったのは仕方ないので、以後厳重注意とする。
根元まではやられてないので多分復活はすると思う。
26.軟化が落ち着く
2023/11/26
2023/11/26 - 5年+238日経過
2週前くらいに起きた軟化は一応落ち着いた。
メインの葉が萎れて不格好ではあるが株全体には波及せず。
良かった。
本来頑健なはずなので台風や積雪以外ではずっと外で良さそう。
他の鉢に引きずられて運用を間違っていたと思う。
27.冬とは思えないほど元気
2024/02/24
2024/2/24 - 5年+328日経過
どうも去年の後半からスイッチが入ったようで現在鋭意成長中。
一応夏型なのでプチ休眠するかと思いきや、一度も屋内避難していないのにすこぶる元気で青々としている。
まるで紅葉していない・・・。
ともあれかなりデカくなってしまったので今春には鉢のサイズアップが必要。
計画しておこう。
28.植替え
2024/04/10
2024/4/10 - 6年+9日経過
そこそこ温かくなってきたので植替え。
予定通り3⇒3.5号にサイズアップ。
重心が高く深めに植えても傾いたりして危なっかしいのでつっかえ楊枝も使用。
真ん中に配置したハズが終わってみればズレていた。
最低でも半年はこの状態。うーん。
29.根っこチェック
2024/04/10
2024/4/10 - 6年+9日経過
恒例の根っこチェック。
地上部に対し根がやや貧弱で自立が怪しい感じ。
前回の1年半前に比べれば地上も土中も相当大きくなっている。嬉しい。
茎の根元に近い部分は一部枯れていたので今回切除。
アロエ・マルロシーの実生をやってみる。
見た目のゴツゴツ加減と紅葉が綺麗だと言う事でチョイス。
最終的にはかなり大株になるそうだが、それは何十年と育てたらの話。
その悩みにぶつかる程長期間育てられるなら結構な事だろう。
「鬼切丸」と言う立派な和名があるが質感などから考えると
こいつの方がむしろ鬼の側ではないかと思う。