1.🌹またツボミが膨らんで来た。
19.6/9撮影
第1期の花は’19.5/31で終わった。7個咲いた。
そんで、約10日経ってまた1本ツボミが上がって来た。
1本だけだけど。
短毛丸の花期は9月まであるから、まだまだ咲いて欲しい。
この株にゃ期待してる。あんまし子吹きしないし花は大輪だし。
値段を言うのは野暮だけど、安くはなかった。
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2.❀✨やはり大輪。花径11㌢。見事だね。
19.6/18 早朝5時撮影
この写真は開花2日目の早朝。
開花したのは17日夜。飲みに行ってて帰宅時にゃ庭へ降りないで寝ちまった。
朝、庭を見てみるとまだ全開の状態。
このあと昼頃までゆっくりと閉じていった。
月下美人などは開花してから数時間、夜半で花は萎むそうだから儚いが、この短毛丸はサービス精神がある。
その実、サボテン自体は原産地の環境に適応して進化しただけの話なんだがネ。
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3.まだ小っちゃいツボミが何個かある。
19.7/6撮影
あとからツボミが出て来たようだ。
このツボミが順次咲いてゆくんだろう。
サボテン本体は成長点付近からアレオーレが次々に噴き出してるから順調に育ってるようだ。
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4.第2次開花は4個のツボミ🌹🌹🌹🌹
7/6
第1開花期が一段落し、次の開花はいつだろうと思ってたが、意外に早くツボミが上がって来た。今回は4個だが。
頭頂部付近から若緑色になって来た。
綺麗なアレオーレも次々に湧き上がって来た。
計測してみると15.5㌢。
直径は、去年11月購入時からすっとわずかに5㍉ほど太くなった。
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5.極小のカキ子にツボミが乗っかってる。
7/6
面白れぇな。
極小のカキ子の頂部にツボミが吹き出してる。
こんなのは初めて見たと思ったが、実は去年12月にアズテキウム属「花籠」の山堀り球に同じ現象が起きてたのを思い出した。
全サボテン中最も成長が遅い花籠と成長スピードの速い短毛丸に期せずして全く同じレア現象が起きる。
だからサボテンは興味が尽きない。
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6.🌷✨夕方ツボミが開き始めた。
719.7/22 午後5時過ぎ撮影
午後3時ごろから花茎とツボミが急激に伸びてきて、5時過ぎて徐々にツボミの尖端が開き始めた。
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7.⌚そろそろ開花時間だ。
719.7/22 午後5時過ぎ撮影
花茎の長さ20㌢。例により毛むくじゃら。
まるで蝶々の羽化のように白い花びらが膨らんで、このあと先端が開き始め午後7時にゃ全開。
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8.🌼✨清楚な純白の花。
19.7/22 午後5時半
花径12㌢。本体が直径15.5㌢。
すっげいい香りがする。
花色が白いのは夜咲きゆえ。
昆虫にアピールする白色。
媒介昆虫は蝶や蜂じゃなくハエか蛾だろう。
色とりどりの花は太陽光に当たってこその色彩。
夜咲きの花は色彩があっても意味がない。
夜咲き大輪花の月下美人が同じ白花なのはうなづける。
香りがする事や薄明かりの中遠くから識別できる白色だから。
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9.🌼✨清楚な花
7/22
鼻の調子か、第1期の花期の時より芳香が一段と強くなってる気がする。
「ほのかに香る」というのは訂正だな。
なんとも言えない良い香りだが、何と表現していいか。
香りの記憶というものはなかなか消えないそうだ。
強いて言うなら、「ガキの時分に嗅いだ香水」
それも「山の手の金持ちの家の部屋の香り」
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10.🌵🌼✨やはり原種は良いもんだ。
7/22
🌸✨ピンク色の花が咲くのは交雑種。
交配親は、同じエキノプシス属の異種、ロビビア属などのいわゆる「花サボテン」と想像されるが、確実にこれだと言えるような記録は、寡聞にして知らねぇ。
ただし、花を楽しむ分にゃ申し分のない可愛さ。
素性にこだわるのはナンセンスかも知れない。
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11.🌼🌼また2輪咲く。今夜だろう。
‘19.8/6撮影
また今夜咲きそうだ。
今季10、11個目。2輪同時。
これもデカそうだ。
でも、このカンカン照り。遮光率は90%にしてる。
本体が渡辺直美並みにデカいので(あるいは金正恩並み)、とうぜんフレームにゃ入らず。
多肉動物(カミさん)の洋ラン温室にゃ収容拒否されてるので、ペットケージに入れて寒冷紗を4重折りにして遮光。
家庭内ヒエラルキーの底辺にいるので苦労するわい。
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12.不思議なツボミ🌹❓
‘19.8/23現在
7月初めに第2期開花(9,10,11,12個の蕾)に混じって出て来たヘンなツボミ。
5ミリほどのカキ子の天辺にツボミが出来ちゃった。
こちとら長年サボテン栽培して来たけど、こんな珍現象は去年12月半ばに花籠に1㌢の子に花が咲いて以来だ。
だけど花籠は全サボテン中最も成長の遅い種。直径1㌢に育つのにヘタすっと5年以上かかる。成長の速い短毛丸と同列にゃ語れない。
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13.💪👶 カキ子も頑張ってます。
‘19.9/14撮影
夏場は成長が鈍かった。
無理もねぇ、近年の猛暑・カンカン照り。
昔は30℃あれば「暑いなぁ」って言ったのが、最近は涼しく感じる。
こちとらよく行くセブ島と変わんなくなっちまったな。
一昨年掻いて挿し穂してからひと回りデカくなったとは思うが、短毛丸としちゃぁ物足りないや。
いくら庭の土の上に直置きったってあんなひでぇ日差しじゃ遮光しねぇ訳にゃ。
この秋期待してる。
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14.🌵💧根詰まりしてたようだ。
根張りは充分だ ‘19.9/24
小っちゃな塗り鉢で栽培してたのが生育の遅れた理由かも知れない。
鉢の中で根が充満してた。
おそらく春のうちに根が鉢内を這い回り根詰まりしてしまってたのだろう。
根鉢がそれを物語ってる。
つまり、短毛丸カキ子の根の伸び方が小生の予想を遥かに超えてたわけだ。
恐るべし 短毛丸カキ子。
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15.🌵✂️ 根を短くカットした。
根をカット 9/24
春の植え替えならばもっと短く切るんだが、これから気温が下がってゆく季節。
念のため少し長めに根を残しておく。
カットしてすぐ植え込むので、まだ機能する根もあるかもしれない。
世界の図のカキ子の生育の悪さも気になる。
まさか根が出ないって事もあるまいが、何らかの原因で万一って事もあるから。
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16.👶👶👶周囲に世界の図のカキ子。
植え込み完了 9/24
こんな小っちゃな子苗の根は、切ってすぐ植え込んで差し支えない。
その根の断面は、世界の図カキ子のは髪の毛ほどだろう。
短毛丸カキ子でも木綿糸の太さくらいだ。
ヘタに根を乾かすのは、せっかく生きてる根を殺す事になり、新しく根が出る頃にゃ寒くなって、その分生育が遅れる事になる。
何でもかんでも根を乾かしゃイイってものじゃない。
生き物相手なんだ、機械とは違うよ。
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17.植え替えから半月☽
秋のカキ子たち19.10/2撮影
カマエケレウス属「白檀」と並んで撮影。
まだまに残暑が続く。
明け方がもっと涼しくなれば成長も活発になるかも知れない。
「実りの秋」はサボテン多肉にも当てはまる。
原産地のほとんどは日本のように四季が無いにも拘らず、である。
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18.🧤厚手の革手が安全
短毛丸の植え替え20.5/1
年が代わって5月。
忌々しいコロナ騒ぎで植え替えもままならずだったが、ここへ来てやっと時間が出来た。
多肉が多いのでサボテンにまで手が回らなかった。
短毛丸のデカいのはとても素手じゃ持てない。
溶接工や鉄筋工が使うバックスキンの厚手の革手が良い。
ナメて軍手で間に合わせようとすると手指に大怪我を負う恐れがある。
とくに直径10㌢を超えた短毛丸は軍手じゃ危ない。
19.😞💧根張りは思ったほど良くなかった。
鉢から抜いて土を落とした(5/1)
ウチへ来て初回の植え替え。
送って来て丸2年。売り手の所でウチへ来るどのくらい前に植え替えたかは知らねぇが、来た時点じゃそんなに長く放っといた感じじゃなかった。
だから1年目は植え替えを見送った。
ただその時用土の肌理(きめ)が細か過ぎると感じたが、こうして抜いて見るとやはり畑土だった。
どうやら売り主はサボテンに関してはトーシローだな。
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20.🌵サボテンの根の特性を熟知すべし。
根を整理(5/1)
サボテンは生育期に入る直前に植替える。
目的は「用土の更新」と「古い根の除去」
写真の如く太い根を少し残して細根(ヒゲ根)は全て落とす。
なぜこんな荒っぽい事をするかというと、サボテンの根は切断されると体内で「発根促進ホルモン」が産生されて切断前より多くの根が出て来る。
その特性を利用して成長を促す目的で根の切断を行う。
成長期に入る早春~梅雨までに行うのがセオリー。
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21.🍜食品の袋に入ってる乾燥剤の消石灰
消石灰の粉と細い筆20.5/1
ウチは昔からこれを使ってる。
ベンレートのような殺菌剤を塗るのが確実なんだが、なんか得体の知れない薬剤は使う気になれない。
医薬品のように厳格な検査を受けてないのが気になる。
それに消石灰は切断面の殺菌と共に素早い乾燥を促すから結構重宝する。
ペット・観賞魚など人畜に無害なので安心して使える。
一度使えば手放せなくなる。
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22.✂根の切断面に石灰を筆で塗る。
石灰塗付後に2~3日乾燥20.5/1
昔は栽培業者は根を整理後すぐに鉢へ植え込んだ。
厖大な数を処置しなきゃならないので1個1個に手は掛けていられない。多少の歩止まりの悪さは承知の上。
アマチュア栽培家は念のため数日間根の切断面を乾燥させた。
そこから腐敗菌が入るのを防ぐためだ。
切断面は乾燥させるとカルス(被膜)を形成し雑菌が侵入できなくなる。
そのまま植えてもたぶん大丈夫だろうが。
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23.👶👶👶カキ子たちの成長はこれから。
植え替えしたカキ子たち20.6/2撮影
去年からほとんど大きくなってない。
これから成長するものと思ってる。
中央は「純正短毛丸」のカキ子。周囲の極小の仔苗は「世界の図」のカキ子。
世界の図の小苗は掻き取った8個共無事に発根してる。
ロスはゼロ。極小で心配したがどうやらちゃんと育ちそうだ。
世界の図の親株も始動した。
球体が徐々に膨らんできてる。
一番大きいカキ子はそのままにしてる。
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24.🌹ツボミはまだ出て来てない。
純正短毛丸の親株20.6/2
今年はいつもの年より2ヶ月も植え替えが遅れてしまった。
5月初めの植え替え時にもまだ新根が出てなかった。
出蕾も遅れるだろう。
世界の図の方はツボミらしき塊りが刺座に出て来てるようだが。
大豪丸もツボミが出て来てる。
理由は分からないが、この短毛丸はまだその兆候さえない。
成長点付近の刺座は新しい羽毛が生えて来てるが。
測って見ると現在直径16.5㌢ある。
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まずこれをご覧下さいな↓
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_r_detail&target_report_id=11610#story30
スクロールでもいいから。
一昨年11月に買った直径15㌢の株。
業者は白花と言うが咲いて見ないと判らねぇ。
で、5月2日に初花。純白の花で安心した。
「純正・短毛丸」の定義。
◯白花であること。これは絶対。
◯成球で襞(ひだ)13〜16稜。
◯成球で刺(とげ)の長さ5㍉以内。
花梗(花茎)は20㌢。
なんで純正にこだわるかと問われると説明しにきぃが、べつにピンク色の花も綺麗だとは思うよ。
交雑種だから価値が低いとは云わねぇが、純正・白花・短刺・多稜の原種が少なくなったという嘆きを聞く昨今。
純正種をひとつくらい持ちたいってのが人情。
大輪花の魅力。
夜咲きだけど、次の日の午前中まで楽しめる。
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