香るペチュニアを花いっぱいに

uesugi
uesugiさん
成功談
植物名 ペチュニア
品種名 F1ブルームーン
地域 京都府 場所 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(半日) 満足度
ジャンル 草花

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

香るペチュニアを花いっぱいに

香るペチュニアを花いっぱいに

作成日:2020/10/26
最終更新日:2020/11/26

ペチュニアに芳香性の品種があると知り、夏のウッドデッキを甘い香りで満たしてくれるほど花いっぱいにしたいと思い、育ててみることにしました。できれば秋まで花いっぱいになるのが目標です。

  • 【4月10日】仮植え

    1

  • 【6月3日】定植

    2

  • 【6月5日】最初の満開

    3

  • 【6月14日】花ガラ摘みは雨あがりに

    4

  • 【6月25日】2種類の満開

    5

  • 【7月22日】雨の合間にまた満開

    6

  • 【8月1日】株元を確認

    7

  • 【8月1日】半分ずつ咲かせています

    8

  • 【8月10日】真夏の満開

    9

  • 【8月23日】まだ満開

    10

  • 【9月17日】秋も満開

    11

  • 【9月24日】そろそろ終了

    12

  • 【10月26日】オマケで満開

    13

  • 【11月26日】オマケのオマケ

    14

1.【4月10日】仮植え

香るペチュニアを花いっぱいに 【4月10日】仮植え
通販で予約しておいたポット苗が届いたのですぐ6号スリット鉢へ仮植えして、ついでに最初の摘心をしておきました。枝分かれを促します。

定植する予定のプランター(後ろ)には、チューリップがまだきれいに咲いています。

2.【6月3日】定植

香るペチュニアを花いっぱいに 【6月3日】定植
仮植え苗6株をプランター3台に2株ずつ定植します。根鉢の上部1~2cmほどが見えるくらいの浅植えにします(蒸れ予防)。

既に咲き始めている花は、心を鬼にして蕾も含めすべて摘み取って摘心しておきます。これでさらに分枝が促され、いわゆる“カッパ禿げ”を予防します。

…が、花が全然ないと寂しいので花摘みと摘心は片側の3株だけにして、残り3株は咲かせてみることにします。

3.【6月5日】最初の満開 注目!

香るペチュニアを花いっぱいに 【6月5日】最初の満開
プランター3台の半分、3株分だけですが、最初の満開を迎えました。ややスパイシーな甘い香りが漂います。

4.【6月14日】花ガラ摘みは雨あがりに

香るペチュニアを花いっぱいに 【6月14日】花ガラ摘みは雨あがりに
梅雨に入りました。雨で傷んだ花は雨あがりのたび、こまめに摘みます。葉が濡れているとベタベタせず手入れしやすいし、花ガラを放置すると灰色カビ病のもととなり、それが株元の葉や芽を枯らすので、夏にありがちな「カッパ禿」「切り戻したら葉が無い」状態をも招きます。

写真の手前のプランターがお手入れ前、奥のプランターがお手入れ後です。やるとやらないとでは梅雨明け後が大違いなのでがんばります。

5.【6月25日】2種類の満開 注目!

香るペチュニアを花いっぱいに 【6月25日】2種類の満開
梅雨の晴れ間に再び満開を迎えています。が、写真の上下で違いがわかるでしょうか。

上は、花ガラ摘みの際に摘心(軽い切り戻し)も同時に行ったプランター。下は、花ガラ摘みだけのプランターです。

摘心すると花は一時的になくなって寂しくなりますが、その分、葉に日がよく当たり、次の開花時に花が“密”に咲きます。

でもどちらがいいかは、好みの問題でしょうか…。

6.【7月22日】雨の合間にまた満開

香るペチュニアを花いっぱいに 【7月22日】雨の合間にまた満開
梅雨が明けませんね。今年は遅れるようです。3度目の満開を迎えています。

雨の合間に花ガラを摘んで、摘んで、摘んで、面倒になったら軽く切り戻し、を繰り返しています。花の香りが癒しになるだけでなく、雨あがりで濡れていても葉が全然臭くないので、花ガラ摘みもそれほど苦にならないのが大変良いですね。

昔のペチュニアは(品種によっては)雨あがりの葉に独特の臭いがしたものですが…。

7.【8月1日】株元を確認 注目!

香るペチュニアを花いっぱいに 【8月1日】株元を確認
近畿もようやく梅雨が明けたようです。いちおう株元を確認してみると、灰色カビ病もほぼ出ず、カッパ禿にもならず、新芽も出てきているのがわかります。地道に花ガラ摘みをやっておいてよかったです。

8.【8月1日】半分ずつ咲かせています

香るペチュニアを花いっぱいに 【8月1日】半分ずつ咲かせています
3台のプランターに2株ずつの6株植えですが、摘心(軽い切り戻し)すると花がなくなるので、お手入れを左3株と右3株に分けて、常にどちらかの花が咲いているようにしてきました。

でも梅雨もあけたので、次はすべて咲かせてみます。

9.【8月10日】真夏の満開 注目!

香るペチュニアを花いっぱいに 【8月10日】真夏の満開
今回は6株すべて咲かせています。これだけ咲くと家族の評価も良いです。

10.【8月23日】まだ満開 注目!

香るペチュニアを花いっぱいに 【8月23日】まだ満開
あれから2週間、『暑くて花ガラ摘みなんかこの数やってられっか! 熱中症で死ぬわ!』で放置してしまいましたが、まだまだきれいに咲いています(遠目には)。

ですが秋にもきれいに咲かせたいので、この撮影のあとまた切り戻しておきました。

11.【9月17日】秋も満開 注目!

香るペチュニアを花いっぱいに 【9月17日】秋も満開
残暑も収まってきました。最近はちょっと飽きてきて(贅沢?)もう花ガラも放置状態ですが、まだまだ(遠目には)きれいに咲きまくっています。

この品種は香りだけじゃなく夏を越してもこんなに咲いて、とても優秀ですね。

12.【9月24日】そろそろ終了

香るペチュニアを花いっぱいに 【9月24日】そろそろ終了
さすがに遠目にも花ガラが目立ってきています。株も咲き疲れてきた感じです。

いま切り戻せばもう1~2回は満開を迎えられそうな感じですが、ここは惜しまずにきっぱり栽培を終了にしたいと思います(秋冬の植栽の予定があるので…)。

長い間楽しませてくれてありがとう、お疲れさまでした。これでそだレポも完結とします。

13.【10月26日】オマケで満開

香るペチュニアを花いっぱいに 【10月26日】オマケで満開
そだレポ完結、……のはずでしたが、プランター3台のうち1台はとくに次の植栽予定がなかったのでそのまま残しておきました。花ガラ摘みも摘心も追肥もせず放置でどこまで咲くかなという興味もありましたし…。

すると見ての通り、あれから1ヶ月、まだまだ遠目にはきれいに咲いています。すごい品種です。

来月中旬の霜が降りる頃には今度こそ本当に終了でしょうが、それまでは引き続きこのまま見守ることにします。

14.【11月26日】オマケのオマケ

香るペチュニアを花いっぱいに 【11月26日】オマケのオマケ
さらに1ヶ月後。あれからもずーっと咲き続けています。放置しすぎを反省して今朝、1時間ほどかけて花ガラ摘みと枯れ枝葉取りをしたので花があちこち向いていますが、遠目にはきれいに見えるかも?

幸い今年は例年より暖かい日が続いていて、霜がまだ降りていません。本格的な寒さが来るまで、♪もう少し あと少し…(←古!※)楽しめそうです。

※)https://youtu.be/DEMwkI6r8qk

開花期

わたしの育て方

【栽培環境】
できるだけ日当たりよく風通しもよい場所。我が家ではウッドデッキの手すり際に高さ60cmくらいの台を置き、その上に大型プランターを置いて日照を確保しています(それでも午後2時頃からは隣接する建物の陰になりますが…)。

【水やり】
土の表面が乾いたら、底から流れ出るくらいたっぷりと。

【肥料】
元肥に緩効性の粒状化成肥料(マグァンプK)を規定量。生育中は1~2週間に1度、ハイポネックス液肥を規定濃度(500倍希釈)で。

【病気と害虫】
ナメクジ、ヨトウムシとハモグリバエに注意します。花き類で登録のある薬で対処します。

【用土と鉢】
市販の草花用培養土(定植時は再生土を使用)。ポット苗の仮植えに6号スリット鉢を、定植には70cm幅の大型プランターを使用しました。

【主な作業】
・花ガラ摘みと枯れ葉とり
夏までは特にこまめに摘みます。株元の枯れ葉や黄変した葉、下に落ちた花びらも取り除きます(灰色カビ病の予防)。

・摘心と切り戻し
定植までは蕾を咲かせずに摘心を繰り返して分枝を促します。定植後、最初の満開のあとは花ガラが目立ってきたら花ガラ摘みを兼ねて、枝の先端から花ガラのある部分までを軽く切り戻します。梅雨の間は雨あがりの都度行い、株元が蒸れたり枯れ葉や花ガラにカビが生えるのを防ぎます。
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