【レポ終了】印度菩提樹 実生 #2

植物名 フィカス(ゴムノキの仲間)
品種名 印度菩提樹
地域 愛知県 場所 ベランダ 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(1~3時間) 満足度
ジャンル 観葉植物 タネから育てる

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #2

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #2

作成日:2021/03/01
最終更新日:2023/04/15

https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_r_detail&target_report_id=9529

↑の続き。

温かい地方の植物なのでウチで越冬できるのかと最初は心配していたが、それでも3年持った。喜ばしい。
とは言えかなり背も高くなり3鉢とも育てるには手狭に。
さてどうしたものだろうか。

  • 冬越しの峠を超える

    1

  • 成長再開

    2

  • のっぽ

    3

  • 植え替え

    4

  • 立ち姿

    5

  • 今年も新葉が出る

    6

  • 枝が増える

    7

  • 取り木の準備

    8

  • 発根せず

    9

  • 正攻法に切り替える

    10

  • 見た目

    11

  • 背丈

    12

  • 皮を剥いた部分

    13

  • 挿し穂

    14

  • 植え替え後

    15

  • 元株

    16

  • 芽が膨らんだ?

    17

  • 芽が膨らんだ

    18

  • 葉が出る

    19

  • 冬前の駆け込み成長

    20

  • 葉が枯れる

    21

  • 22

1.冬越しの峠を超える

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #2 冬越しの峠を超える
2021/2/22 - 1245日経過

冬後半の印度菩提樹。
流石に無傷ではいられず下の方の葉が一部枯れてカサカサになってきている。
C株は消耗が激しいがA/B株はやや変色気味なだけで水分を保っている。
鳳凰木などと比べると危なげないと言うか安定感がある。

温かくなってくると一気に処理が進むので、落葉ラッシュが来ると思われる。

2.成長再開

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #2 成長再開
2021/5/3 - 1315日経過

春を迎え新葉が出てきた。
薄いが瑞々しい緑が嬉しい。
葉ダニが付かないよう何日かおきにチェックもする。

3.のっぽ

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #2 のっぽ
2021/9/19 - 1454日経過

5号⇒6号に植え替えた。
スリットの隙間から根が飛び出ていて詰まってそうだったので。

写真は植え替え直前の姿。
見ての通り枝が分かれず1本のみで、毎冬の落葉で先端付近しか葉が無い。
流石に長すぎて管理が面倒なので、来年初夏に取り木で仕立て直す予定。今やるか迷ったが根付く前に寒くなるとアレなので。

4.植え替え

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #2 植え替え
2022/5/4 - 4年+221日経過

前回は去年の9月で約7.5か月ぶり。
樹木は本来そんなに頻繁に植え替えるべきでないと思うが鉢が小さいので仕方なし。

今回は鉢も土も替えず。6号スリット鉢+観葉植物の土。
あまり根鉢を崩さず。ただし根がなかり長いので割と毟った。

写真は植え替え前の鉢底。
スリットから派手に根が出ている。

5.立ち姿

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #2 立ち姿
2022/5/4 - 4年+221日経過

植え替え前後を並べてみた。
以前は作業ミスで株がかなり傾いでいたのだが本来の姿に戻した。

あれ以来どの種類の株でも植え替え位置補正は念入りにするようにしている。
離れたり、別方向から見たり。小株は真上から見るのも大事。

6.今年も新葉が出る

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #2 今年も新葉が出る
2022/5/18 - 4年+235日経過

毎年冬に葉が全滅し初夏に回復し始めるサイクル。
今年は珍しく越冬できた葉も僅かにあるが、
近く入れ替わり的に枯れ落ちる見通し。

写真は新葉。
成長点付近で何重にも重なった状態になっている。
開いた葉は赤みがあり瑞々しい。ほどなく緑が濃くなる。

7.枝が増える

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #2 枝が増える
2022/6/6 - 4年+254日経過

4年以上、頭頂部付近にしか枝葉が出なかったが
ここに来て途中に2本ほど枝が出てきた。

元々取り木の予定があり、新枝の辺りで切ろうと思っていたので
想定を少し修正する必要がありそう。
やるやると言って既に梅雨前まで来ているので急がねば。

8.取り木の準備

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #2 取り木の準備
2022/6/22 - 4年+270日経過

既に機を逸している感はあるが始める。

表皮を剥ぎ、水苔などを詰め、密閉し、発根させるわけだが
印度菩提樹は元々根元に気根が出るくらい発根しやすいので
皮剥きはせず、やや水を絞って発根を促してみる。
水苔は持て余しそうだったので100均の包帯を湿らせて巻く。

上手く思惑通りいくだろうか?

9.発根せず

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #2 発根せず
2022/7/17 - 4年+295日経過

6月下旬に取り木発根を仕込んでおよそ1ヶ月弱。
週1で包帯を取り換え水気を維持して臨んだが、特に何も起きてなかった。

写真は樹皮の表面。それらしいものは無い。
元々表皮にあった凹凸が白く見えるが根ではなさそう。

水遣り頻度をやや減らしていたが、一度ギリギリまで絞ってみる事にする。
これで出なければ、遮光や皮剥きを考えた方が良さそう。

10.正攻法に切り替える

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #2 正攻法に切り替える
2022/9/6 - 4年+346日経過

6月下旬くらいから被覆剥きなしでの発根を試みていたが成果出ず。
季節的な制約もあるので正攻法に切り替え早々の植え替えを目指す。

写真は剥いた直後の状態。
剥き過ぎが怖かったが表面を削るような感じでやったら難しくなかった。
樹液はネバネバで、水洗いのみでは取れない。かぶれは無かった。

11.見た目

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #2 見た目
2022/9/6 - 4年+346日経過

で、剥いた個所に 濡れ包帯>ラップ>アルミホイル の順で包み水分保持+遮光。
水換えは3日~1週に1回程度を予定。乾く速度次第。

海水温がどうとかで残暑はまだ続くようだが、寒くなると育成も悪くなりそうなので
発根が確認出来たらすぐ別鉢に植えてしまいたい。
新鉢で根を張る期間も要るので結構ギリギリな気がする。

12.背丈

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #2 背丈
2022/9/28 - 5年+3日経過

植え替え前に身体測定。
170cm台。地上部のみで160cmを超えている。

風速3m/sで支えなしでは自立できず、現在はゴム?の靴紐をベランダの柵に括り付け少し弛ませるくらいにしておく。
派手に揺れるが意外と復元力で元に戻る。

ただ既に室内取り込み時に引っかかり割とギリギリ。

13.皮を剥いた部分

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #2 皮を剥いた部分
2022/9/28 - 5年+3日経過

取り木を試すということで諸々やってきたが結局発根させられず。
時期もやり方も良くなかった。これは勉強不足&行き当たりばったりが良くなかった。

と言うことで取り木改め、挿し木で進めることにする。

14.挿し穂

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #2 挿し穂
2022/9/28 - 5年+3日経過

採取した挿し穂。

頂点から30cmくらいをナイフで切り取る。
茎がかなり硬く鋸があればぜひそっちを使うべき。
写真ではまだ残っているが葉も1枚を残してカットする。

樹液が大量に出て何だか痛々しい。
必要な作業なのだが妙な罪悪感を覚える。

15.植え替え後

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #2 植え替え後
2022/9/28 - 5年+3日経過

6号スリット鉢+観葉植物の土で植える。
ぶすっと挿すだけなので特に何か工夫することはなかった。

5号でもよさそうな気はしたがが、安定性重視で。
しばらく強光を避けつつ様子見。

16.元株

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #2 元株
2022/9/28 - 5年+3日経過

元株(B株)近影。

こちらも30cmくらい残してカットしているが、同様に茎が硬く大変だった。
多肉植物ばかり相手にしていたので樹木を切る作業イメージが弱かった。
茎の直径は1.5~2cmくらい。

更に面倒だったのがナイフの洗浄。
食器洗い洗剤では樹液が全然落ちず、何種類か別の洗剤を試す羽目に。
他の人はどうやってるんだろうか?

17.芽が膨らんだ?

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #2 芽が膨らんだ?
2022/10/4 - 5年+9日経過

微妙にではあるが、切断面に近い芽が大きくなった気がする。
B株は根はいじってないので回復もそれ程リスクは無いと思うが、それでもこうして反応があると安心する。

18.芽が膨らんだ

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #2 芽が膨らんだ
2022/10/14 - 5年+19日経過

はっきりと芽が膨らんで新たな枝?が出てきている。
この角度だと2つしか見えないが全部で4か所あり、順調に回復しつつある。

元々真上にしか伸びず、枝も出ずのノッポで困っていたので
こうやって横に広がってくれるのは好都合。
と言うよりもっと早いうちにこの様に加工が必要だったのだろう。

当面は冬越しで失敗しないよう気を付けよう。

19.葉が出る

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #2 葉が出る
2022/10/18 - 5年+23日経過

順調に伸び、葉が出てきた。
せっかく出てきたがもう少ししたら寒さで落葉する見通し。可哀想。

20.冬前の駆け込み成長

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #2 冬前の駆け込み成長
2022/11/4 - 5年+40日経過

好天が続き温かく、季節の割には元気そうな印度菩提樹B株。
葉も6枚に増え鈍化した感じもない。

この冬に枝ごと枯れるのか、残せるのか、など
これまでと違った点もあるので確認していく。

21.葉が枯れる

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #2 葉が枯れる
2023/2/4- 5年+132日経過

例年の事だが葉が枯れた。
今年は寒かった割に粘っていたがもう全体が黄色く変色し、縁から萎れて来ている。
やはり亜熱帯の植物を無加温で育てるには限界がある。

あと、挿し木したD株の方が葉に元気があったので、多分根詰まりもしている気がする。
春の植え替えリストに入れておこう。

22.破棄

2023/04/13
2023/4/13 - 5年+200日経過

結構悩んだのだが、鉢を処分した。
以降は挿し木の方を育てていく。

と言うのも樹木なので結構背が高くなるし、根のボリュームも増え
ベランダで扱えるサイズではなくなる見通しだから。
盆栽のように小さく仕立てられれば良いのだが、今の所はそういう技術は持ち合わせていない。
少し調べてみようか。

わたしの育て方

https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_r_detail&target_report_id=9529

↑の続き。

■ 名称
 学名: Ficus religiosa
 和名: 印度菩提樹

■ 栽培環境
 午前中、日の当たる窓際。

■ 水やり
 夏: 土が乾いたらやる。1~2日に1度程度。
 春秋: 土が乾いたらやる。2~4日に1度程度。
 冬: 土が乾いたらやる。3~5日に1度程度。
 発芽時: 乾ききらない程度に水分維持。

■ 肥料
 特になし。

■ 病気と害虫
 特に気をつけていない。

■ 用土と鉢
 挿し芽用土 ⇒ 観葉植物の土
 黒ポット ⇒ 2.5号素焼き鉢 ⇒ 3号駄温鉢 ⇒ 4号駄温鉢 ⇒ 5号スリット鉢 ⇒ 6号スリット鉢
 
■ 主な作業
 水やり、鉢の移動。
 植え替えは成長度合いを見ながら決める。

■ 方針
 ・実生なのでまずはカビ試練を乗り越えるのに注力する。
 ・少なくとも鉢管理のうちは冬は屋内管理する。
  日中は外に出すこともあるかもだが、よほど暖かい場合に限る。
 ・花が咲いた時点で一旦栽培成功とみなす。(花には見えないそうだが)
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