ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ

植物名 ネモフィラ
品種名 インシグニス・ブルー
地域 東京都 場所 ベランダ 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(半日) 満足度
ジャンル 草花 タネから育てる

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ

作成日:2021/08/25
最終更新日:2022/11/29

ひたち海浜公園に家族で出かけたことをきっかけとして、一昨年購入苗を育て、昨年から購入種子からの栽培に挑戦しました。
発芽率が低かったものの、予定していたプランター2つで咲かせることができました(画像)。

今年は手間をあまりかけない方法で発芽率を改善させ、来春も水色の海を目指します。

  • 種蒔き1回目(ベランダ)

    1

  • 種蒔き2回目

    2

  • 種蒔き2回目分の植え込み

    3

  • 種蒔き第2組から2つ発芽

    4

  • ネモフィラ、3度目の根出し

    5

  • 発芽株の植え替え

    6

  • 本葉が2枚展開

    7

  • 野菜室放置で15粒発根

    8

  • 3号ポット上げ

    9

  • 本葉数枚で陽向暮らし

    10

  • 矮化剤B-9処理

    11

  • リナリアと寄せ植え

    12

  • ネモフィラ、咲かないかな?

    13

  • 株径18センチに

    14

  • 行きそびれを一株定植

    15

  • 3号ポット栽培を終了

    16

  • 師走の6号鉢組

    17

  • 花芽を発見

    18

  • 花芽が伸長、開花は2月初め?

    19

  • 今日開花?

    20

  • 開花宣言

    21

  • 5号株も開花

    22

  • 4号株、60センチに生長

    23

  • リナリアとの寄せ植え

    24

  • 寄せ植えのリナリアを切り戻し

    25

  • そだレポ終了へカウントダウン

    26

  • 2023春に向けた苗の用意

    27

  • 2023春用の株の(仮)定植

    28

  • 2022年晩秋に花芽

    29

  • 2023年春用の株が咲き出しました

    30

1.種蒔き1回目(ベランダ)

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 種蒔き1回目(ベランダ)
8月26日:発芽3株の右上から始まり、9月2日全て立ち枯れ病で枯死。
8月23日:残りの種子は、1週間経っても発根しないので植え込み。
8月19日:培養土を入れたジフィーストリップを底面吸水させ、発根した3個の種子を植え込み。
8月16日:プラスチックボックスの底にキッチンペーパーを敷き、水を含ませた後にタキイ種苗の種子を30個蒔き、ベランダで発根。発芽適温15~20℃に対して気温は25℃位。

2.種蒔き2回目

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 種蒔き2回目
2021.08.25
容器を百均のクリアケースより小さいiPhoneのケースに変更し、吸水させたキッチンペーパー上に種をまき、ケースをラップとアルミフォイル(遮光)で包み、冷蔵庫の野菜室に放置して根出し効率を改善できるか検討。

購入種子があり余ってるし、秋冬にビオラのように生長するわけでもないので、3回目の種蒔きが必要な場合は、ポット上げ時期をずらすためにも9月下旬から10月上旬に実施予定。

3.種蒔き2回目分の植え込み

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 種蒔き2回目分の植え込み
2021.08.29
キッチンペーパー上で発根させたところ、44粒中9粒が発根し、ジフィーストリップに植え込み。午前中からベランダの室外機上での栽培管理を開始。日照時間は11時までの3時間程度。
発根率は10%から20%に向上、N=1試行なので再現する保証は全くない。脱落株が現れるので、合計20芽位からスタートしたい。

4.種蒔き第2組から2つ発芽

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 種蒔き第2組から2つ発芽
2021.09.04
根出し第2組の発芽数合計:4

2021.08.31
根出し第1組の2株に(上段左と中央;発芽は3で枯死1)、根出し第2組の種子が2つ発芽(下段右と中央)して合流。
目標は合計12株。

5.ネモフィラ、3度目の根出し

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ ネモフィラ、3度目の根出し
2021.09.01
秋雨前線の影響で暫く涼しい日々が続き、購入種子はあり余ってるので、45粒をクリアボックスの底に敷いた濡らしたキッチンペーパー上に蒔き、ベランダ放置。

発根種子をジフィーストリップに植え込み:9月3日に3粒、4日に6粒:発根率 19%(9/47)。

6.発芽株の植え替え

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 発芽株の植え替え
2021.09.06
発芽総数20、発根種子の発芽率は95% (20/21) 。種蒔き1回目で3株が枯死。
双葉レベルだけど、順次、ジフィーストリップに1株ずつ植え込み、ベランダで栽培開始。

発根しない種子は腐りもせず、キッチンペーパー上で吸水後にフリーズ状態で、お手上げ。
株数的にはもう十分だけど発根率・発芽率の低さが気に入らないので、少し、ネモフィラの種蒔き方法を調べてみるか。

7.本葉が2枚展開

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 本葉が2枚展開
2021.09.13
今年は8月後半での低温湿潤処理での根出し率は20%。残りの種子は腐りもせず、冷蔵庫内に静置。
根出し種子の発芽率は100%で、合計24株。
でも、苗床から1株ずつ植え替えると5株枯れちゃったけど、残った株は本葉が2枚伸びてきました。

今から、春の徒長防止を考えといた方がいいのか?

8.野菜室放置で15粒発根

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 野菜室放置で15粒発根
2021.09.15
腐りもせず、依然として休眠中と判断し、冷蔵庫野菜室に放置していたら、更に15粒が発根(画像上)。栽培予定数以上が本葉2枚まで生長し、もう苗は要らない。来年の種蒔きのヒントは得られた。

2021.09.21 追加発根は2つだけ。お遊び実験をこれで終了。

2021.09.15 休眠のままと判断し、冷蔵庫野菜室に放置を続けたら15粒が発根。

9.3号ポット上げ

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 3号ポット上げ
2021.09.24
4×6育苗用トレーにサカタのYポットを2個、次に安い黒色ビニールポットを4個並べ、鉢底ネットを敷き、赤玉土中粒を1~2層追加。
ハイポネックス培養土と赤玉土小粒の3:1混合を1センチ程を入れ、縁を切り取ったジフィーストリップをポットの中央にほおり込む。周囲から培養土を流し込み、ストリップ周囲にマグアンプKを撒き、土をかける。
タップリと水やり後、直ちにベランダ陽向で栽培再開。

10.本葉数枚で陽向暮らし

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 本葉数枚で陽向暮らし
2021.09.30
陽向暮らしで徒長せず、本葉数枚までに生長。
プランターには3株で十分だけど、他の夏蒔き草花と同様に12株で栽培中。
ビオラなら夏蒔きすれば秋から咲き始めるけど、ネモフィラを早播きしてどうするんだろうと、自問。

11.矮化剤B-9処理

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 矮化剤B-9処理
2021.10.06
ビーナインの1グラム袋の半量を100グラムの水を入れた霧吹きに入れ、200倍希釈液を調製。ネモフィラは12株(本葉10枚)なので必要量は10 mL位で十分。溶液は黄色、気温30℃の青天なので、噴霧後は夕方まで日陰で管理。
なお、ビーナインがネモフィラに矮化剤として効くエビデンスは見つからないが、お楽しみ実験として遊んでみる。
明朝、くたっと萎れて全滅かも判らんけど。

12.リナリアと寄せ植え

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ リナリアと寄せ植え
2021.10.20
矮化剤ビーナインを2回処理したネモフィラ・インシグニスブルーは本葉が20枚、リナリア・ブルーグッピーは草丈が15センチ以上に生長したので、交互に3株ずつ植えました。
今春のネモフィラ開花は2月初めだけど夏播きだとお正月には咲いちゃうかな?
リナリアは今月咲き始め、種蒔きは初めてですが良い子です。勝手に側芽を増やし、根元から新た芽が次々に伸びてくるし。

13.ネモフィラ、咲かないかな?

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ ネモフィラ、咲かないかな?
2021.11.06
ネモフィラ・インシグニスブルーの本葉が50枚ほどになり、混み合い過ぎて正確に数えられません。
年明けに花屋で売られてる苗のサイズに近づいてきたので、年内に開花しないかな?

14.株径18センチに

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 株径18センチに
2021.11.10
3号ポットでの生育が4番目だった苗がリナリアと寄植えした1~3番を追い越しました。ポット培養土は生育重視でハイポネックス培養土7に対して赤玉土小粒3、寄植え組が半年過ごす十号鉢は赤玉土&鹿沼土小粒7に対して腐葉土3という病虫害抑制の培養土で、のんびり生活で負けちゃったか。
4番は6号鉢に植え替えて4日で株径が18センチになり、年内開花するのか、一株植えでどう育つのか実験中。

15.行きそびれを一株定植

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 行きそびれを一株定植
2021.11.14
昨シーズンに種を蒔き過ぎたビオラ苗を貰って頂いた知人に順にお声がけして花苗を今年も貰って頂いています。でも、想定した株数ではけず、時期外れのネモフィラは用意した9ポットが4人目でも減らず、自家消費としてもう一株6号根はり鉢に定植しました。
プランターだとずるずると片付けが延びてしまうので、鉢を減らしてゆくやり方に変えてみることにします。これで3株寄せ植え1鉢と一株植えが2鉢。

16.3号ポット栽培を終了

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 3号ポット栽培を終了
2021.11.22
ネモフィラ・インシグニスブルーの種蒔きの課題を克服し、十分量の芽生えを揃え、丈夫な芽生えを選んで3号ポット12個で育てきました。
わが家のベランダ用の3ポットはリナリアと10号鉢に寄せ植えを済ませ、残り9ポットはささーッと貰われてゆくものと予想していましたが、土曜に3つ、日曜に3つのみで終了。
3ポットを6号鉢に定植し(画像)、自家消費というか、花期になっての捲土重来に期待。

17.師走の6号鉢組

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 師走の6号鉢組
2021.12.02
養分を控えた培養土の10号鉢にネモフィラ(3号ポットでの生育順で1から3位)とリナリアを3株ずつ植えたのに対して、6号鉢に一株ずつ養分たっぷりの培養土で育てている三姉妹(3号ポットでの生育順で4から6位)は、株径30から22センチに生長。

18.花芽を発見 注目!

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 花芽を発見
7号鉢に鉢増しした株で花芽を見つけました。
株径は40センチになっていますが、日が長くならないと咲けないようです。
昨年同様だと、2月5日頃に開花かな?
2022.01.16

19.花芽が伸長、開花は2月初め? 注目!

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 花芽が伸長、開花は2月初め?
日も長くなって最初の花芽は4センチあまりに伸びて花弁が薄青く色づき、他の枝の先にも次々と花芽ができてきました。
株径も40センチあり、1月末には開花が始まりそうです。
2022.01.27

20.今日開花?

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 今日開花?
日中に開花しそうですが、家にこもってるのはよろしくないので、しばらく、今日から週4日ほど働きにでることにしました。
いつまで続くか判りませんが。
そんなわけで、今日1月30日に開花するか確認できません。

21.開花宣言

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 開花宣言
種蒔きから5カ月経ち、昨シーズンより1週間ほど早く、ネモフィラ・インシグニスブルーの一番花が咲きました。
長日植物なので早播きしても、東京では二月初めの開花ですね。
2022.02.01

22.5号株も開花

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 5号株も開花
矮化剤が効いてるような、こんもりとした草姿の5号株が咲き出しました。
計画していたブルーボールになってくれるかな?
2022.03.01

23.4号株、60センチに生長

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 4号株、60センチに生長
矮化剤処理の効果が見られない4号株は先に咲き出し、株幅60センチとなり、枝が鉢から垂れ下がったりと自由奔放に育っています。
強風で枝折れするので、ミニ胡蝶蘭の支柱とクリップで枝を固定しました。
2022.03.01

24.リナリアとの寄せ植え

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ リナリアとの寄せ植え
十号鉢に3株植えたネモフィラ・インシグニスブルーが下の空間で水色の雲となり、その間から3株のリナリアが立ち上り、赤紫色の花を咲かせるという計画だったけど。
初めて種蒔きしたリナリアが制空権を握り、ネモフィラは居候しているという状況になりました。
リナリア、恐るべし!

25.寄せ植えのリナリアを切り戻し

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 寄せ植えのリナリアを切り戻し
生長が早かったネモフィラの1番から3番の株は一株植えしてもらえていれば2月初めに開花を迎えることができただろう。

ビオラに負けることはないけど、リナリアには勝てなかった。
空を光を奪われ、何ヶ月も耐えて細々と生き延びてきたが、やっと初めてで最後の春を楽しむことができる。

26.そだレポ終了へカウントダウン

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ そだレポ終了へカウントダウン
5号株も満開に向けて花が増え、矮化剤ビーナインの効果も確認できた。
次のシーズンは矮化剤の用量と用法の検討かな。
後は、出遅れた寄せ植え株の開花を見届けるだけ。

27.2023春に向けた苗の用意

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 2023春に向けた苗の用意
タキイ種苗の種子を全く使いきれず、水色の花の誘惑に負け、今年もネモフィラ・インシグニスブルーを蒔いてしまいました。
一株で50センチほどスペースをとるので、マンションベランダだとたかだか二株あれば十分だけど、どうしょう?
2022.09.19

28.2023春用の株の(仮)定植

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 2023春用の株の(仮)定植
8月30日から冷蔵庫野菜室で湿潤低温処理を開始し、9月4日に花ごころの種蒔き培養土に種子をピンセットで植え、3号Yポットに植え替えて育ててきましたが、窮屈そうなので根張り鉢に仮定植しました。
2022.11.11

29.2022年晩秋に花芽 注目!

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 2022年晩秋に花芽
定植の際、完熟腐葉土を三分の一、苦土石灰、元肥としてマグアンプK中粒、更に今回は超リンカリを加えてみました。
それでか、昨シーズンの花芽発見は1月16日だったけど、11月下旬にさしかかるタイミングで株元に花芽が一つ現れました。
12月からお正月にかけてちらほらと咲き続けるんだろうか?

さて、ポット暮らしの残り七株は地上世界を征服するため、そこここに進出拠点を確保しました。
2022.11.20

30.2023年春用の株が咲き出しました

ネモフィラの種からのベランダ栽培2021-2023:シーズン3へ 2023年春用の株が咲き出しました
昨年より半月遅い種蒔き、昨年同様のベランダ放置ですが、4年目のネモフィラ・インシグニスブルーが二ヶ月早く開花しました。
わが家のベランダでも株周りが30センチ以上になるので二株しか育ててないので、天候変化でピューピューと音をたてる強風で葉っぱがポキポキと折れないといいな。
2022.11.29

開花期

収穫期

わたしの育て方

昨年、発芽率が低かったので、改善を目指して順次記載します。
栽培環境:陽が半日あたる南東向きベランダで、十数メートルの強風に曝されることが多いので、葉・花・草丈が小さいくて細い草花を育てています。

根出し率・発芽率:10%(3/30)
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