1.種到着
2021/9/25
種到着。
今くらいから少し先が適期らしいので近々播く。
2.種
2021/9/25
種近影。
1mmもないくらいで、黒か暗めの茶色。
形は凸凹していて少なくとも綺麗な幾何学的ではない。
3.種を播く
2021/9/25
さっそく播いた。
2.5号素焼き鉢+多肉植物の土。
覆土はしていないが、水遣ったら流れて自動覆土状態。
7~14日程度で発芽するとの事。楽しみだ。
4.発芽
2021/10/6 - 11日経過
発芽を確認。
4粒中1株のみ。
基本黄緑で、フチが赤みが買った花月のような色どり。
メセン系なので丸いぽってり玉型かと思っていたが予想外の形だった。
5.丸い双葉
2021/10/7 - 12日経過
上から見ると真円に中心を通る直線と言う妙に幾何学的な形の双葉。
とりあえず順調に大きくなっているので見守ろう。
6.少し多肉っぽくなる
2021/10/12 - 17日経過
2株目も発芽。いい調子だ。
1株目は少し肉厚というかぽってりとした風合いになってきた。
ただ相変わらず丸まっちくて、どうやって最終形にたどり着くのかあまりイメージできない。
これまで不自然なくらい残暑が強かったが、急に寒くなる予報がでており生理障害を起こさないか心配ではある。
7.新葉が出る
2021/11/4 - 40日経過
かなりゆっくりペースで成長しているフォーカリア。
ここに来て中央のスリット部から新葉が出てきた。
魔玉や翡翠玉を思わせるが「中に葉が見える」ではなく「葉が溝から飛び出している」なので結構違う。
何と言うか、出っ歯な状態だ。
夏型だけど冬に休眠しないタイプらしいので、
水をやる量を減らしつつ観察を続けよう。
8.出っ歯のよう
2021/12/10 - 76日経過
相変わらずゆっくり成長だが冬に差し掛かりやはり鈍化している。
止まってはいない様に見える。
2番目の葉が垂直に立ち上がり、最初の双葉?を口とすると
そこから長い出っ歯が出ているようなフォルムだ。
例えがきもい。
色はすっかり赤くなっている。正常かどうかは分からず。
多分大丈夫だと思う。
9.植え替え
2022/6/13 - 261日経過
株の大きさ的にはまだ余裕があったが土を変えたかったので植え替え。
適期をやや過ぎている気がするが、まぁやる。
今度は砂利ではなく土っぽい土を使う。鉢は2.5号素焼き鉢のまま。
全体に小さいので土を一旦盛った後、割りばしで穴を作り挿し込む形で設置。
梅雨で溶けないかやや心配。
10.根っこチェック
2022/6/13 - 261日経過
地上部分が5mmくらい、根が1~2cmくらい、ととにかく貧弱。
主根と呼べるほどのものはなく細根のみ。
株の大きさ相応な量だとは思う。
11.新葉
2022/7/2 - 280日経過
植え替えから3週ほど経った。
今年は異様に早く梅雨が明け、真夏のような日差しの日が続く。
こいつはその強光に晒されても結構平気そうにしている。
葉はやや緑ががり、新葉まで出てきてすこぶる元気そう。
特徴的なギザ葉はまだ見えない。
12.緑が深まる
2022/7/16 - 294日経過
新葉が伸びやけに鋭角なフォルムになった。鋸歯はまだない。
メセン類は丸まっちい印象が強く、意外と言えば意外。
色の緑がとても濃くなり盛んに光合成していると思われる。
水の吸いも良くすこぶる元気だ。
13.野性味が増す
2022/8/6 - 315日経過
それ程派手には伸びていないが、新葉がもう1対出て
色も緑一辺倒ではない複雑でちょっと汚い模様になった。
相変わらず水をよく吸って元気そうではある。
特徴のギザ葉はまだ出る気配がない。
14.約1周年
2022/10/11 - 1年+16日経過
去年の9月下旬に種を撒き、今こんな感じ。
夏型に偽りなく良く伸びたと思う。
種の特徴となるギザ歯はまだ時期尚早らしい。
多少耐寒性はあるそうだが初の冬越しなので、慎重にやっていこう。
15.ギザ葉が出る
2022/11/4 - 1年+40日経過
秋も深まってきたが特に衰えなく成長中。
寒さにもある程度耐えそうな気がする。
で、念願のギザ葉が出てきた。
まだ小さくかわいいが確かに凸凹している。
時期的に微妙なので来春以降の伸びに期待。葉が越冬できれば。
16.ギザギザ先鋭化
2022/12/2 - 1年+68日経過
ギザ葉が更に尖って肉食動物的なフォルムになってきた。
小さいが形としては割と完成形に近くなった。
冬に休眠せず成長鈍化するとの事だが
確かに割と水も吸っていて衰えた感じはない。
とは言え無理して溶けてもアレなので朝晩は屋内で手堅くやる。
17.冬の様子
2023/2/4 - 1年+132日経過
鋸歯が出て苗時代を過ぎた後の、初冬越し。
非常に安定しており危な気ない印象。
夏型なのだけど冬も緩慢ながら活動するタイプで、下手な春秋型より元気。
晴れの日だけ外に出していたら少し大きくなっているくらいだ。
18.植え替え前
2023/05/04
2023/5/4 - 1年+221日経過
去年の6月から1年弱ぶりの植え替え。
もう少し大丈夫な気もするがサイクルをこの時期に合わせたかったので。
写真は植え替え作業前の姿。
結構立派な鋸歯に緑と紫の色合い、白いブツブツとワイルドだ。
19.根っこチェック
2023/05/04
2023/5/4 - 1年+221日経過
恒例の根っこチェック。
写真がボケてしまって良くない。
株自体は高さ2cm、幅3cmくらいだが根はご立派で、12cm前後はある。
1年弱の期間だが根鉢がくっきりできるほど伸びていて、ある意味安心感がある。
20.植え替え後
2023/05/04
2023/5/4 - 1年+221日経過
3号駄温鉢+多肉土。
1サイズアップ。
こちらも間引いて2株にしスペース確保。
根がかなり長かったのでそこそこ毟った。
この調子だと2年は持たないので来年春にまたやる想定。
21.想定外のスピードで伸びている
2023/06/13
2023/6/13 - 1年+261日経過
5月の上旬に植え替えて次は来年か再来年、と思っていたら既に鉢が一杯に。
5mmで接触するくらいまで大きくなってしまい、秋には間引きか植え替えが必要そう。
良い事ではあるけどちょっと驚いた。
あと葉の出方が乱れているので撮影。
綺麗に縦横交互でもないらしい。
22.乱雑に増える
2023/10/10
2023/10/10 - 2年+15日経過
前回、葉の出方が乱れていると触れていたがそれが一層発展した。
対生なのかなとぼんやり思っていたが、思った以上に怪獣じみてきた。
色も濃いめの緑がちょっと汚れた感じに。
フォーカリア・フーレアエ の実生をやってみる。
南アフリカ東ケープ州原産のメセンの仲間。
フォーカリアの例に漏れず葉の縁が鋸歯状になっていて、英名は "Dwarf tiger jaw" と動物のアギトを連想させる。
フォーカリア、ひいては夏型メセン自体が初。
で、フォーカリア=冬型と紹介しているサイトがあり、不安になって種入手元に確認したら夏型でOKとのこと。
原産地の東ケープ州が夏降雨の地域らしい。なるほど。
水加減を間違えなければ割と頑強な方との評もあるが、これまでいくつかのメセンを溶かしてきたので慎重に進めたい。