ガブリエル(2022新苗)

molamola
molamolaさん
植物名 バラ(ブッシュ・ローズ)
品種名 ガブリエル
地域 福岡県 場所 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(半日) 満足度
ジャンル 樹木類

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

ガブリエル(2022新苗)

ガブリエル(2022新苗)

作成日:2023/04/01
最終更新日:2024/04/07

のんびり樹を育てて、いつかこんもり咲かせてみたい

  • 新苗から半年

    1

  • 1年目最後の花

    2

  • 剪定前の葉の状態

    3

  • 剪定前の枝の様子

    4

  • 冬剪定

    5

  • 根鉢

    6

  • 用土替え

    7

  • クラウンと台木

    8

  • 萌芽

    9

  • 樹液流動

    10

  • 展葉

    11

  • シジミチョウの卵

    12

  • ソフトピンチ

    13

  • 新苗から一年

    14

  • サイドシュート

    15

  • またサイドシュート

    16

  • ベーサルシュート

    17

  • 梅雨明け

    18

  • 夏剪定

    19

  • 暖冬

    20

  • 2年目の冬剪定

    21

  • 用土替え

    22

  • 水やり失敗

    23

  • 新梢

    24

1.新苗から半年

ガブリエル(2022新苗) 新苗から半年
2022/11/01
5月1日に芽接ぎ苗が届いた
毎月鉢増しして9月中旬には10号鉢に

7月にベーサルシュートが2本伸びて
最初からあった枝は成長を止めた

9月末までピンチを繰り返して10月下旬に開花
株の大きさは縦横150cmくらい

2.1年目最後の花

ガブリエル(2022新苗) 1年目最後の花
2022/11/21
枝固めの名目で10月に6輪
11月に3輪咲かせて今年の花は終了
長さ60cmもある花枝があるかと思うと
出開き・ブラインド・眠った枝など
咲かない枝のほうが多かった

3.剪定前の葉の状態

ガブリエル(2022新苗) 剪定前の葉の状態
2023/01/31
大寒波までは葉色が鈍くなったものから
少しずつ落葉していたのに
寒すぎてもホルモンが動かないのか
ばったりと落葉が止まってしまった

4.剪定前の枝の様子

ガブリエル(2022新苗) 剪定前の枝の様子
2023/01/31
残っている葉を全て取り除いた
ベーサルシュート2本に気を取られていたが
こうして見るとサイドシュートも同じくらい
太く長く伸びていた

5.冬剪定

ガブリエル(2022新苗) 冬剪定
2023/02/04
趣味の園芸2020年5月号には30~40cmと書かれていたが
樹勢の弱い品種なので少し高めの50cmで切った

6.根鉢

ガブリエル(2022新苗) 根鉢
2023/02/09
1号ずつ鉢増しするということは
1.5cmごとに根の壁があるということで
根切り鋸を使ってもあまり効果がなかった
この根鉢と戦って愛用の箸が折れたので
1本爪の根さばきを購入することになった
次に新苗を育てるときは最初から大鉢で育てたい

7.用土替え

ガブリエル(2022新苗) 用土替え
2023/02/09
根鉢をできるだけ崩して10号から13号に鉢増し
これまで使ったことのない大鉢なので
黒曜石パーライトを1割ほど混ぜて軽量化
ウォータースペースも多めにとった

8.クラウンと台木

ガブリエル(2022新苗) クラウンと台木
2023/02/19
最初は芽接ぎ部分から細い枝が1本出ているだけだったのに
いつのまにか小さなクラウンができていた
そのクラウンに飲み込まれて半分しか見えないが
台木の切断面はカルスで盛り上がっている

9.萌芽

ガブリエル(2022新苗) 萌芽
2023/03/05
剪定からひと月たって全ての枝先の芽が
赤い冬芽からタケノコのような新芽に変わった

用土替えのときにたっぷり水やりしてから
いつ最初の水やりをすればいいのか考えていたが
暖かい日が続くようなので活力液入りでやってみた

水やり前も水やり後も重すぎて違いがわからない
これから毎日持ち上げて筋肉がついてくれば
微妙な違いもわかるようになるのだろうか

10.樹液流動

ガブリエル(2022新苗) 樹液流動
2023/03/11
活力液が効いたのか単に気温の問題なのか
剪定の切り口から樹液が垂れるようになった
土の中のことは想像するしかないが
白根が伸び始めたのかもしれない

11.展葉

ガブリエル(2022新苗) 展葉
2023/03/20
少しずつ葉がひらいてきた

芽がタケノコにならずレタスになって
伸びることができないものがひとつあって
待っても無駄みたいなので主芽を欠いたら
すぐに副芽が動き出した

頂芽がダメになって切り戻した部分は
樹液が止まらず葉先が枯れてきた

12.シジミチョウの卵

ガブリエル(2022新苗) シジミチョウの卵
2023/03/29
チョウ目は簡単に手で駆除できるので
鉢数が少なければ殺虫剤は不要かもしれない
ルリシジミは個体数が多く卵を見落すこともあるが
葉に穴が空き始めてから補殺するのでもいいと思う

先日切り戻した部分は樹液も止まって芽が伸び始めたのに
ある日なぜか折れて皮一枚でつながっていた
しおれていないのでテープで固定して経過観察中

13.ソフトピンチ

ガブリエル(2022新苗) ソフトピンチ
2023/04/01
先月末から蕾の着いた枝をソフトピンチしている
ピンチした枝先の葉をむしってみて
葉柄の付け根に側蕾ができていないか確認
ピンチが甘いと枝が伸びず蕾になることもあるので
もう一枚くらい葉を残せたかも……と思いつつ
欲張らないようにしている

14.新苗から一年

ガブリエル(2022新苗) 新苗から一年
2023/05/01
ガブリエルを育て始めてからちょうど1年
なんだか樹に勢いがついてきた気がする

ソフトピンチした部分から新梢が伸びて
もう蕾が見えているものもある
枝が取れかけて固定していた部分は完治した

樹形のバランスが悪いので空いている方向に
ベーサルシュートが出てくれるとうれしい

15.サイドシュート

ガブリエル(2022新苗) サイドシュート
2023/06/04
懐枝になりそうな芽は今までなら芽かきしていたが
枝葉を増やそうと見守っていたらどんどん伸びて
頂芽に追いついた
どの芽がサイドシュートになるかわからないので
芽欠きしすぎるのはよくないのかもと思った

枝葉が込み合って風通しも悪くなってきたので
出開きくらいはカットしてすっきりしたいけれど
ベーサルシュートが出るまでは我慢しよう

16.またサイドシュート

ガブリエル(2022新苗) またサイドシュート
2023/06/17
すでに2本育っているのに
また同じ側にサイドシュートが2本出てきた
反対側は枝が増えずさみしい感じ

枝が出ていない方向を南側にして
しばらく様子を見てみたい

17.ベーサルシュート

ガブリエル(2022新苗) ベーサルシュート
2023/07/16
ついにクラウンからベーサルシュートが出た

相変わらず同じ側からなので喜んでいいのか微妙だが
ガブリエルのやりたいようにやってもらうしかない

あとひと月くらいはチャンスがあると思うので
反対側からのシュートも期待したい

18.梅雨明け

ガブリエル(2022新苗) 梅雨明け
2023/07/23
梅雨の間ほとんど軒下管理していたら虫チェックがおろそかになり
ハダニとカイガラムシとシジミチョウにかなりやられてしまった

横殴りの雨が続いたせいで長時間ずぶ濡れのままになり
黒星病がぽつぽつと出ているが経過観察中

19.夏剪定

ガブリエル(2022新苗) 夏剪定
2023/09/16
樹高が150cmを超えて枝先の管理が難しくなったので
予定外の夏剪定をしてみた
切りすぎないように気を付けたつもりでも
3分の1カットの高さ105cm幅110cmになった

黒星病で日々葉が減り続けているがこのところハダニは見ない
少し涼しくなってクロケシツブチョッキリとかチュウレンジハバチとか
虫たちは元気になってきたようだ

20.暖冬

ガブリエル(2022新苗) 暖冬
2024/01/29
夏剪定後ほとんど成長しないまま冬を迎えた
唯一伸びた枝も鉢の移動中にぶつけて折れたため
枝先は出開きばかり…という状態

もう少し褪色してくれることを期待していたが
そろそろ剪定したいので残っている葉を全てむしった

21.2年目の冬剪定

ガブリエル(2022新苗) 2年目の冬剪定
2024/02/08
写真は剪定前の状態

1年目の冬剪定はまっさらな状態からだったので
強剪定から無剪定までどこで切るのも自由だった

今年は前年の剪定位置より上でしか切れないので
前年枝から出た枝は出来るだけ短く
新しく株元から出た枝は気持ち低めに切った

新苗購入時の最初の枝はこの時点で抜くことが多いが
枝が太っていて切ると切断面がかなり大きくなりそうで
躊躇してしまい結局切れなかった

22.用土替え

ガブリエル(2022新苗) 用土替え
2024/02/12
枝葉に比例して根張りも控えめだった
根の状態に合わせて13号鉢から10号鉢にサイズダウンした

23.水やり失敗

ガブリエル(2022新苗) 水やり失敗
2024/03/11
最低気温が氷点下になる心配がなくなったので
用土替え後最初の水やりをした
乾かしすぎたのか鉢縁に隙間ができていて
一瞬で鉢底から流れ出てしまった
13号と10号では水持ちが全く違うので
寒の戻りが来る前に灌水しておくべきだったと反省

昨年は芽吹きが揃っていたのに今年はバラバラ
そして暖冬のわりに我が家のバラたちはみんな
芽の動きがのんびりしている
ガブリエルは秋に落葉したせいでアントシアニンを
作れなかったのか枝色がきれいな赤にならなかった
枝数はそこそこ増えたので
今年は葉を維持できるように頑張りたい

24.新梢

ガブリエル(2022新苗) 新梢
2024/04/06
4月に入って蕾が見えてきた
勢いのある枝は咲かせてみることにして
その他の小さな蕾はピンチしている

開花期

わたしの育て方


【参考書】
  村上敏先生の『モダンローズ』

【栽培環境】
  南西向きの庭なので朝日はあまり当たらない
  長雨と夜露の時期は軒下に避難するが
  軒下は西日が少し当たるくらいでほぼ日陰

【鉢と温度管理】
  スリット鉢 CSM150L~400
  側面をマルチシートで巻いて地温上昇を防ぐ
  高温期は表土も覆う

【用土と肥料】
  バラの家 プレミアローズ培養土
       オーガニック肥料
       根を育てる肥料
  微粉ハイポネックス

【水やりと活力液】
  鉢の重さで乾き具合を判断
  悩んだらとりあえずやっておく
  週に一度くらい活力液を入れる
    バイオゴールド バイタル

【病気と農薬】
  薬剤散布はカリグリーンしか経験がなかったので
  2022年は試しにハンドスプレーを中心に14回散布して
  ベニカXガード粒剤を鉢増しのときに混ぜてみた
  同じ条件で育てた他の新苗と比べてみると
  ・ファーストインプレッション:1枚の病葉もなし
  ・ガブリエル:ぽつぽつとまれに黒い点が出るが広がらない
  ・ボレロ:黒星病で半分くらい黄変落葉し花は灰色カビ病で溶けた

【1年目終わりの枝の太さ】
  台木はクラウンの下の部分で27mm
  枝は高さ10cmの位置で
  最初からある枝とサイドシュートが12mm
  ベーサルシュートは10mmと13mm
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