1.2016年7月19日 発芽
沖縄旅行は2016年4月上旬で、帰ってきてすぐに蒔きましたが、発芽したのは約3ヶ月後。発芽率は40%でした。(種子5個のうち2個発芽)
2.2017年6月6日
約1年後です。5月に1度、それぞれ植え替えています。
ただし、将来あまり大きくなっても冬の置き場に困るので、一方は鉢サイズを変えずに植え替えています。
去年までの古い葉は外へ出したときに葉やけして少し傷みましたが、新しく出てきた葉は元気なので大丈夫でしょう、きっと。
3.2017年10月6日
種まきから数えて約1年と半年後です。観葉植物として十分楽しめる大きさになりました。鉢の大きさの違いで生育がこれくらい変わるというのがわかります。
4.2018年10月6日
前回から1年後、種まきから数えて2年と半年後です。試しにこの1年間は日の差さない北向きの部屋で人工光の植物育成LED照明だけで育てていましたが、それでもちゃんと、今後リビングの窓辺(写真)に置いても遜色ないサイズになりました。高さ90cm、鉢と台の高さを含めると120cmほどあります。
5.2018年10月6日(その2)
こちらは鉢が小さかったほうの株で、晩春から秋はずっと屋外の半日陰に置いていました。現在高さ55cmくらい。直射日光が葉に当たることもあったせいか、全体的に日焼けで葉色が薄く、傷んで枯れた部分もありますが、がっちり強健に育っているような印象です。
6.2021年10月18日
前回から更に3年後です。幹の高さ(地表から生長点まで)は30cmくらいですが、葉を含めると全体の樹高が約1m、幅1.4mくらいです。ずっとリビングの窓辺で育てているせいか成長はゆっくりですね。
なお、もう1鉢の屋外栽培していたほうは、昨年の晩秋に室内へ取り込むのが遅かったようで枯れてしまいました。マニラヤシはヤシ類のなかでも高温性らしく、特に若いうちは最低10℃を切る前に取り込むべきでした。
沖縄旅行で公園に生えていたヤシの木の足元に赤い実がたくさん落ちていました。旅の記念にと4、5個拾って帰り、まいてみました。
(ちなみにヤシ果実の本土への持ち帰りは、植物検疫上問題ないことを確認済み)
なお、そだレポを書いた当初「トックリヤシモドキ」としていましたが、後に調べたところ、拾った実の大きさ(約3cm)と色・形(赤いツヤツヤの紡錘形)から、「マニラヤシ」と判断し、訂正しておきます。トックリヤシモドキの実は約1.5cmの小粒で細長く、赤黒く熟すので見分けられるそうです。葉が似ているため現地のツアー添乗員が間違えたようです。