園芸・ガーデニング作業の基本 ~初心者のための基礎知識~

苗の植え方(庭植えにする)

テーマ 植え付け
講師
購入した苗の植え付けは、園芸を楽しむ最初の作業です。植え付けで大切なのは、植物の性質に合った環境を選んで植えること。上手に植え付けると、いちだんと美しい花を楽しめます。ここでは庭植えにする場合の手順を紹介します。
鉢植えにする場合の方法はこちら

ポット苗を庭に植え付ける方法

キンギョソウを例に、庭へのポット苗の植え方を紹介します。
ポット苗を購入したら、そのままにしておかず、できるだけ速やかに植え付けましょう。根が適度に回っている苗は、ポットから抜いてそのまま植えます。もし、根がポットの底でとぐろを巻いたようになっていたり、根鉢の表面が根で真っ白になっていたりすると、新根の発育が悪く、根付きにくくなるので、その部分をはがすように取り、根鉢を軽く崩してから植え付けると、早く根が張ります。

キンギョソウの苗の植え付け方1

1.株間を20~25cmとって、苗を配置する

キンギョソウの苗の植え付け方2

2.根鉢の高さと同じ深さの穴を掘る

キンギョソウの苗の植え付け方3

3.穴に苗を入れ、地面と根鉢の表面が同じ高さになるように植え付ける

キンギョソウの苗の植え付け方4

4.株がぐらつかないように、株元の土を押さえる。配置した苗を奥から順に植えていく

キンギョソウの苗の植え付け方5

5.深さ15cmぐらいまで土に水がしみ込むように、たっぷり水を与える。植え付け終了

[関連]キンギョソウの植物図鑑

なお、植物によって苗の植え付け適期が異なります。ポット苗に付いているラベルや、みんなの趣味の園芸「植物図鑑」等のカレンダーを参照してください。

庭植えにする時の注意点は?

庭に植えるときに大切なのは、植え付ける場所です。鉢と違って移動ができないので、植物の性質にあった場所選びをしましょう。
植え付けるときには少し寂しく見えても、株間を広くとります。目安としては、草丈が30cm以下の植物では、20~40cm、草丈30~60cmの植物では30~50cm程度の間隔がよいでしょう。水やりは、基本的には土の表面が白く乾くのを待って行います。


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