園芸・ガーデニング作業の基本 ~初心者のための基礎知識~
種をまく前かすぐあとに、用土を湿らせます。まいたあとに水を与えるときは、底面給水で行います。上からジョウロなどでかけると、種が流れてしまいます。
【細かい種のまき方】指で、均一に散らばるように少しずつまく
【細かい種のまき方】厚紙を軽く振動させながら、均一に散らばるように、少しずつまく
【大粒の種のまき方】割りばしなどで穴をあけて埋めるか、指で埋め込むようにしてまく
まいた種に、土をかけることを「覆土(ふくど)」といいます。覆土は、種が雨などで流されないようにするもので、多くの種は覆土しなくても発芽します。大粒の種は、埋め込むようにまけば、覆土しなくてもよいでしょう。
【覆土の方法】一番細かい目のふるいでみじんを落とした赤玉土小粒を、2番目に細かい目のふるいでまく
【覆土の方法】手で用土を薄く均一にまいていく
種をまいたらすぐ、忘れないうちにラベルを書いて立てておきます。日付や品種名などを書いておくとよいでしょう。
種をまいたあとは、底面給水で下から水を与えます。用土が湿ったら外しましょう。
多くの植物の種は、春か秋の気温が発芽に適しており、基本的には、春でも秋でもまくことができますが、寒さに弱い性質の植物は春に、暑さに弱い性質の植物は秋にまくのがよいでしょう。
春まきの場合は、ソメイヨシノが開花するころではまだ寒の戻りがあるので、花が散って葉桜になるころにまくのが安全です。
秋まきの場合は、残暑がおさまり、ヒガンバナが咲くころに行うのがよいでしょう。いくら寒さに強くても、幼苗では厳しい寒さを越すのは難しくなるので、寒さがくる前にしっかりと根を張らせてください。
種袋には、まきどきをはじめ、多くの情報が書かれています。種まき前に、隅から隅まで読むように心がけましょう
一般に種まきには、ピートモスやバーミキュライト、小粒赤玉土などを使います。用土は、新しい清潔なものを使用します。植物が植えてあった古い土は、病気の原因となる細菌などが含まれているかもしれないので、使用しません。また、カビが生えることがあるので、肥料は入れません。
[こちらも参考に] 種の基礎知識(F1種とは? 種まきに向く用土は?)
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