やさいの時間編集部kの野菜だけで一品レシピ

No.64トマトソースの冷やし中華

2013年08月30日
トマトソースの冷やし中華
 冷やし中華の定番と言えば、酢じょうゆ味かゴマだれ。でも、たまには違う味の冷やし中華も食べたい……と思い、作ってみたのがきっかけです。パスタとは違って中華めんはゆで時間が短いので、トマトソースさえつくりおきしておけば気軽につくれます。水煮缶ではなく、生のトマトで作るトマトソースは、本当に美味。密閉袋に入れて冷凍すれば、半年間は保存できます。

つくり方

【つくりやすい分量】まず、トマトソースをつくる。トマト(できれば加熱調理用品種)400gは皮をむいてへたを取り除き、ザク切りにする。ニンニク2かけは、みじん切りにする。フライパンにオリーブ油大さじ2とニンニクを入れて弱火にかけ、ニンニクの香りが立ったらトマトを加えて中火にする。木べらなどでトマトをつぶしながら半量くらいになるまで煮詰め、塩少々で調味する。粗熱をとって冷蔵庫に入れ、よく冷やしておく。
 パプリカ(赤・黄)80gは薄切りに、ズッキーニ100gは1cm厚さに切る。アスパラガス3~4本(太さによって調整)は根元を3cmほど切り落とし、下から1/3のところまで皮をむいて1㎝厚さの斜め切りにする。フライパンに切った野菜と水大さじ3、塩ひとつまみ、オリーブ油少々を入れ、ふたをして3分間蒸し煮にする。ざるにあげて水けをきり、冷蔵庫でよく冷やす。中華めん2玉(200~240g)は袋の時間表示どおりにゆで、流水でよく洗ってから氷水につけて冷やす。ざるにあげて水けをきり、トマトソースをからめて器に盛る。上に野菜をのせて完成。

プロフィール

料理製作&レシピ
北村文枝

『趣味の園芸 やさいの時間』テキスト編集者。主義主張や健康志向とは何の関係もなく、肉も魚もその加工品も一切食べない。子どものころの好き嫌いを大人になっても押し通し、わが道を行く。そのくせお酒がないと生きていけないので、野菜だけでいかに美味しく飲めるかのレシピ研究に、日々余念がない。野菜愛の強さでは人後に落ちない自信あり。

●トマトを使ったレシピ
●ナスを使ったレシピ
●夏野菜を使ったレシピ(キュウリ、ズッキーニ、ピーマン、オクラなど)
●キャベツを使ったレシピ


●葉もの類を使ったレシピ
●豆類を使ったレシピ
●これまでのレシピ一覧
No.033 干し菜汁
No.036 五目豆
No.087 酒かす汁

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