シードヘッドの美しい冬の庭~連載「おぎはら植物園のナチュラルガーデン」第10回(2022年1月号)
宿根草の人気店「おぎはら植物園」の店長・荻原範雄さんが、ナチュラルガーデンにおすすめの植物と、その楽しみ方をレクチャーするテキスト連載「おぎはら植物園のナチュラルガーデン」。
1月号掲載、第10回の内容をご紹介!
第10回「シードヘッドの美しい冬の庭」
シードヘッドとは、タネをつけた花がらのこと。初めて聞く方も多いのでは?
白い綿毛をまとったり、穂状にタネをつけたり。開花時と異なる独特の姿は、花が少ない冬の庭に奥深い楽しみをもたらします。
テキストでは萩原さんがセレクトした、枯れ姿も絵になるおすすめの草花を紹介。枯れ姿を見てもイメージがわかないかと思い、花の写真も添えました。
美しいシードヘッドは、植物が元気に育ったからこそ見られる姿。健康な株は花も多く、姿もシャキッとしてきれいな枯れ姿になります。
咲いた花を冬まで残して、枯れ姿をシードヘッドとして愛でる。ナチュラルガーデンならではの、冬の楽しみです。
荻原範雄(おぎはら・のりお)
おぎはら植物園店長/長野県上田市で宿根草と山野草を扱う植物専門店を営む。数多くの種類をそろえ、訪れる人に楽しんでいただきたいという思いから、園芸店でありながら「植物園」の名をつけている。扱う宿根草と山野草は4000種を超え、全国に生産者とネットワークを持ち、海外から新品種の導入も積極的に行う。近著に『咲かせたい!四季の宿根草で庭づくり』(講談社)など。
★テキスト連載「おぎはら植物園のナチュラルガーデン」
*このテーマの放送はありません