【開催レポート】「いきものパラダイス」セミナー〈第3回・お手本の"里山ガーデン"を見に行く!〉Q&Aを紹介
いきものさん、いらっしゃ~い! との思いでつながる皆さんが、オンラインセミナーに今回も集結しました。
7月24日(日)のセミナー第3回に申し込んでくださった方はおよそ150人。午後2時半から90分間、今回はNHK文化センター青山教室に講師の神保賢一路さんにお越しいただき、司会の久保田明菜さんと二人でスタジオからお伝えしていきました。
三浦半島の里山ガーデンで暮らす神保さんの体験に基づいたリアルなお話は、とても説得力がありました。参加者の方から50近く質問が寄せられ、時間の許すかぎり講師の神保さんにお答えいただきました。
その中からいくつか、Q&Aをご紹介します。
Q.里山ガーデンでは、雑草とはどう付き合っていますか?
A.蝶が大好きなミソハギやオミナエシも、いわば雑草です。種が運ばれてきて、自然に生えてきたりします。でも芽がでてすぐに花が咲くものは少ないです。生えてから3年とか、しばらくたって花が咲いたりします。なので気になる草があったら、残すくせをつけてください。「これって何?」と思ったものは、ちょっと残しておいて観察する。数年後に生き物たちも大好きな、ステキなお花畑になるかもしれません。
オミナエシが咲く神保さんの里山ガーデン(写真提供:神保賢一路)
Q. ベランダでたい肥を使いたいと思いますが、隣のお宅への匂い対策はありますか?
A.馬ふんたい肥をぜひ使ってください。匂いがほぼありません。また、馬ふんには繊維質が多くふくまれているので、ミミズや微生物を増やしてふかふかの土にする効果が大きいです。
Q.水場の深さはどのくらいがよいですか?
A.深さ15センチから30センチがベストです。さらに、水場の中に石などを置き、水の深さ3センチくらいの場所を作ると、鳥たちが水浴びに来ます。プラ舟で水場を作る場合も、出来れば地面に埋め込むか、虫たちが入りやすいよう、縁にレンガや材を添えてあげるとよいです。
次回8月21日(日)開催の「いきパラオンラインセミナー」第4回のテーマは「蝶の舞う楽園を作りたい!」」です。講師は、NHKスペシャルでも紹介された、里山の自然を撮り続けている写真家・今森光彦さんです。楽しみですね!
★【参加受付中】趣味の園芸「いきものパラダイス」オンラインセミナー〈第4回・蝶の舞う楽園を作りたい!〉8月21日開催 >