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春先のお手入れ~連載「教えて松尾さん!はじめてのバラ」第12回(2023年3月号)

春先のお手入れ~連載「教えて松尾さん!はじめてのバラ」第12回(2023年3月号)
『趣味の園芸』テキスト連載「教えて松尾さん! はじめてのバラ」

はじめてバラを育てる人に向けて、バラとのつき合い方、季節ごとのお手入れをやさしく解説するテキスト連載「教えて松尾さん! はじめてのバラ」
「難しそう」「枯らしてしまいそう」と二の足を踏んでいる初心者さん、大丈夫です! 松尾さんと一緒に、バラのある暮らしを楽しみましょう。

3月号掲載、第12回の内容をご紹介!

 

第12回「春先のお手入れ」

 

春に新芽が動きだすとそわそわしてついお世話をしたくなりますが、ちょっと待ってください! 春先のまだ気温が低いうちに肥料や水をやりすぎると逆効果。気温が上がって新芽が伸びるまではあえて「手入れをしない」のもバラの栽培では大切です。

 

Q.春先にたくさん肥料を施すと花がふえますか?

 

A.気温が低いうちに肥料を多く施すと、弱らせてしまうことも

 

「春にたくさん花をつけてほしい」という願いは、誰もがおもちだと思います。放任気味だった冬が終わり、3月になると、またお手入れのシーズンが始まります。 

ただし、春の芽出しの時期に多量の肥料を施すと、根を傷めることがあります。肥料を吸収する根は、新芽と同じようなペースで成長するので、肥料は芽が伸び始めるのを待って、規定量の緩効性の固形肥料を施しましょう。速効性の液体肥料を施したい場合は、枝の生育が活発になる4月以降からにします。株の生育に合わせて、徐々に肥料の回数をふやしてあげましょう。

 

――松尾さんからの3月の一言
バラが目覚める季節です!

3月になると、休眠から覚めたバラが生育をスタートします。1年目のよかった点、悪かった点、わからなかった点などを思い返しながら、また新しい1年をスタートしましょう!

 

3月号では、この時期のバラのお手入れの注意点について、松尾さんがやさしく解説します。大好評につき、連載はまだまだ続きます! 2年目も一緒にバラ上手を目指しましょう!

 

★この号に掲載されています おかげさまで通巻600号!

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『趣味の園芸』2023年3月号 

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松尾 祐樹(まつお・ゆうき)

京都・洛西の総合園芸店「まつおえんげい」の4代目。ポピュラーな草花からバラをはじめとした専門性の高い植物までさまざまな植物を熟知。バラの楽しみ方、育て方をわかりやすく解説するYouTubeチャンネル(ガーデンちゃんねる)でも大人気。昨年登録者10万人を突破。

 

★テキスト連載「教えて松尾さん! はじめてのバラ

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