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トマト、キュウリ、ナス 三大夏野菜をおいしく育てよう!

トマト、キュウリ、ナス 三大夏野菜をおいしく育てよう!
(撮影:熊原美惠)

せっかく育てた夏野菜も、食べておいしくなければがっかり。『やさいの時間』4・5月号では、三大夏野菜特集として、トマト、キュウリ、ナスの栽培について、たっぷりと紹介しています。

ここでは、3つの野菜について、初心者でも手軽に極上の味に育てられるコツを、プロの技も交えてご紹介します。

 

トマト

 

肥料選びと雨よけで、格段に甘く濃厚に 

家庭菜園で、いちばん人気のトマト。食べごたえのある大玉トマト、甘くて濃厚なミニトマトと、その中間の大きさで両者のよさを兼ね備えた中玉トマトがあります。家庭菜園で育てやすいのは、中玉トマトとミニトマトです。
アンデス高地で育ったトマトは、夏の暑さと湿気が苦手。ちょっと面倒でも雨よけ栽培をすることで病気にかかりにくくなるうえ、実が割れずに、甘くおいしく育ちます。
さらに、施す肥料の選び方で、おいしさがグンとアップするのもトマトの特徴です。

 

キュウリ

 

収穫のタイミングが最大のおいしさに

サラダに漬物にと、夏は毎日のように食卓にのぼる夏野菜の定番キュウリ。ヒマラヤ山麓の涼しい地域が原産地のため、じつは日本の猛暑が苦手です。暑さの中で株のスタミナを維持するには、肥料切れや水切れに注意し、こまめに整枝(せいし)しましょう。
おいしい実を味わうために最も大切なのは、とり遅れないこと。キュウリの実は1日に3cmずつ大きくなるため、あっという間に育って皮が堅くなったり、タネができたりして味も食感も悪くなってしまいます。プロの農家は朝夕2回収穫するほどです。

 

ナス

 

肥料+水+枝の剪定で、柔らかい実がとれる

日本では、奈良時代にはすでに栽培の記録が残るほど、栽培の歴史が長いナス。各地に根づいた地方品種も多く、品種や味わいのバリエーションが豊富です。
肥料も水も大好きなナスは、一度でも水や肥料が不足すると株の勢いがなくなり、実がつきにくくなるうえ、実や皮が堅くなってしまいます。肥料切れと水切れに注意し、伸ばす枝を3本に限定する整枝が大切です。
さらに、「更新剪定(こうしんせんてい)」や「ずらし栽培」で株をリフレッシュさせることで、秋まで長くおいしい実を収穫できます。

 

『やさいの時間』4・5月号で、それぞれの育て方を詳しく紹介しています。

 

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『やさいの時間』2023年4・5月号 「トマト、キュウリ、ナス 三大夏野菜をおいしく育てる」より

 

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