昭和12年に開園した歴史を誇る植物園です。
昭和43年以降は隣接の東山動物園と一体となり、動物園・植物園を一緒に楽しんでいただける「東山動植物園」として親しまれてきました。
動物園、植物園の他にも、遊園地や、市内を一望できる「東山スカイタワー」もあり、一日ゆっくりお楽しみいただけます。
植物園の広さは約30ha。
園内は、自然林を生かした散策コースや、100種1,000本のサクラの品種を集めた「桜の回廊」、東海地方の植物を中心に保存・展示する「湿地園」「地域の自然学習林」、美しい景色の中で花が楽しめる「バラ園」や「お花畑(令和5年現在改修工事中)」など、変化に富んだ魅力でいっぱいです。
温室には熱帯の植物を始め稀少な植物を多数展示しており、開園当初からある前館は建築技術史上高い価値のある建物として、国の重要文化財に指定されています。令和3年までの7年に及ぶ復原工事を終え、現存する日本最古の公共温室として、建設当初の美しい建物と植物の織り成す景色をご覧いただけます。
温室前に広がる洋風庭園にある鏡池には、温室前館のきらめく姿が背景の森とともに水面に映り、人気の撮影スポットになっています。
植物園門入ってすぐの植物会館には江戸時代末期から明治にかけて活躍した植物学者・伊藤圭介を紹介する常設の「伊藤圭介記念室」があり、他にガイドステーションや植物相談コーナー(火木土日祝開設)があります。
園内には白川村から移築された合掌造りの家をはじめ、日本庭園やお茶室など和の景観も美しく、歴史と文化にも触れられます。
都会とは思えない起伏に富む樹林に囲まれた様々な植物コレクション園など、四季折々に移ろう景観は、植物園を楽しむ醍醐味となっています。特に秋の紅葉は大変評判がよく、最盛期にはライトアップも予定しています!
●住所
〒464-0804 名古屋市千種区東山元町3-70
●電話番号
052-782-2111(代表)
●アクセス
※ご来園の際は、公共交通機関をご利用いただければ幸いです。
《公共交通機関をご利用の場合》
名古屋市営地下鉄東山線「星ヶ丘」駅下車 6番出口より徒歩7分
または「東山公園」駅下車 3番出口より徒歩3分の動物園内を通り、植物園へ
《自動車をご利用の場合》
東名高速道路 名古屋インターより県道60号線を西へ約15分
東名阪自動車道 上社インターより県道60号線を西へ約10分
名古屋高速 四谷出口より一般道を東へ約10分
●入園料
大人(高校生以上) 500円
名古屋市在住の65歳以上の方 100円
(名古屋市在住の65歳以上の方は、敬老手帳等顔写真付きの住所・年齢の確認できるものをお持ち下さい。)
※有料入園者30名以上で団体割引あり
※中学生以下無料
※年間パスポート 大人(高校生以上) 2,000円
名古屋市在住の65歳以上の方 600円
※入園料の減免制度があります。
●休園日
毎週月曜日(月曜日が「国民の祝日」または振替休日の場合は、その直後の休日でない日)
年末年始(12月29日-1月1日)
●開園時間
通常 9:00-16:50(入園券の発売は16:30まで)
※イベントに伴う変更あり
●最新の情報は東山動植物園ホームページでご確認ください。
●URL
http://www.higashiyama.city.nagoya.jp/