洋蘭集会で同席した事のあるカトレアマニア氏から電話案内。原種カトレアの世界誌に掲載は無いが「エンリケグラフ氏が譲ってくれた“ルティ”は、原産地蘭協会AMメダル入賞。ペタルは淡ブルーで筋を彩るヴェノーサ(筋脈)系。ブルーリップに染まる大輪整型個体。ルデマニアナセルレアの中で高位にある個体だと思う」。厭とは言えない。22年2月上旬、届いた苗は中位サイズ。1花茎2輪開花。やや日照不足のためか?薄い。ルデマニセルレアの満作株に付く花は、ぞっとするくらいセルレアの色彩が艶っぽく、存在感が輝くものだが、到着苗に付く花はそうでない。幸い、素焼き鉢+水苔植えであったため草勢回復は可能と思えた。水苔鉢増し。草勢向上を図ったたが、23年2月上旬、結果はいまいち。直ちに摘花処分。更に1年間栽り続けて、24年2月中旬、4花茎8輪開花。花茎硬く、支柱無しで花が自立できる。しかし、花容不十分。満作株に咲く“ルティ”はこんなものでないらしい。まだまだ、草勢強化が必要なようだ。
セルレアカトレア、ルデマニアナ“ルティ”:24年2月18日撮影。