![イナカギク(キク科)🌼 本州の東海他方以西、四国、九州に見られる多年草。近年、関東](https://www.shuminoengei.jp/s3_img/resized/jpg/w1200_h1200/img_cache_a_50575_2_1670617065_jpg.jpg)
本州の東海他方以西、四国、九州に見られる多年草。近年、関東地方の一部でも見いだされ、山地の日当たりのよい草むらや岩場などに見られる。
シロヨメナの変種のひとつで茎や葉裏に毛が密に生えているのが目立つ。牧野富太郎博士が採集して命名した植物のひとつでもある。
花弁はシロヨメナよりやや幅が広い(写真・左上)
花の下の総苞は釣り鐘型(写真・左下)
茎の中ほどから下につく葉はやや茎を抱くような感じになる(写真・右下)
茎と葉裏には長毛が密に生え、ビロードのような感触がある。
一般に上記のように定義されるイナカギクであるがこのような個体は近畿地方の中・南部、四国で見られる傾向があるようで実際にはシロヨメナへの移行形や中間型の方が多く見られる。