![ノコンギク(キク科)🌼 野や山で見られるアスター(シオン属)ではよく知られている野菊](https://www.shuminoengei.jp/s3_img/resized/jpg/w1200_h1200/img_cache_a_50575_1_1670875367_jpg.jpg)
野や山で見られるアスター(シオン属)ではよく知られている野菊のひとつで、日本列島の固有種。
分布も北海道から本州、四国、九州まで広い範囲にわたって自生する。ただし、北海道東部や九州南部では少ない。ノコンギクは野生のアスターとしては非常に変異に富み、その分類も研究者によって見解が異なるために識別が難しいとされる。
茎は高さ60〜100㎝でちぢれた短い毛がある。葉は卵形〜長楕円形で短くかたい毛が生えており、触れるとサメ肌のようにざらつく。草姿が似ているヨメナの葉には毛がほとんどなく、手触りはつるつるとした感じである。種子の冠毛の長さは4〜6㎜。花は直径2〜2.5㎝で枝分かれした茎の上部に多く咲く。