![シソバタツナミ(シソ科)🌊 西日本分布型 山地の林縁や自然林などの日陰に見られる多年](https://www.shuminoengei.jp/s3_img/resized/jpg/w1200_h1200/img_cache_a_50575_1_1691522530_jpg.jpg)
山地の林縁や自然林などの日陰に見られる多年草。本州の福島県以西と四国、九州に分布する。鋸歯のある葉が紫蘇に似ることからの命名。シソバタツナミは地域によって変異が大きいために見分けるのが困難な個体も少なくないといわれる。特徴として茎にやや曲がった毛が生えること、地表近くでは茎の節間が短くなる傾向があること、葉の裏に腺点がないことが知られているが実際にはすっきりと判別ができない個体もある。葉には葉脈に沿って斑が入るものとそうでないもの、葉の裏が紫色を帯びるものとそうでないものがあり、西日本に分布する個体では赤紫色〜黒紫色の斑が見られることが多い。