![深山東菊(みやまあずまぎく)。 本州、中部地方以北から北海道、アジア東北部の亜高山](https://www.shuminoengei.jp/s3_img/resized/jpg/w1200_h1200/img_cache_a_50959_1_1712991343_jpg.jpg)
本州、中部地方以北から北海道、アジア東北部の亜高山・高山帯の礫地に生える多年草。低山に生える東菊(本州中部以北(東の方)に自生が多いことからその名がついたとされる)の亜種で、葉の毛が少なく、株元にいくほど葉が細くなるヘラ状。淡い赤紫の花が多いが、桃色から明青色まで花色には多少幅がある。
高山帯では7月前後に咲くが、平地での栽培では4月前後。暑さには耐えるが蒸れると枯れるので、株が大きくなり始めたら花後に割って、根を切り詰めて山野草向けの水はけの良い土に植え替える。
余談だが、「深山野菊」および外来種の「春紫苑(ハルジオン)」とは近縁種だが、外来種「姫女苑(ヒメジョオン)」は1年草で別属。
2024年4月13日撮影