![アガパンサス・プラエコックス ‘アーリー・ライラック’ Agapanthus praecox Willd., 1](https://www.shuminoengei.jp/s3_img/resized/jpg/w1200_h1200/img_cache_a_70466_2_1719830851_jpg.jpg)
Agapanthus praecox Willd., 1809 ‘Early Lilac’
この園芸品種は、日本で一番普及している個体です。多分皆様の身の回りにも居ると思います。基本種と比較して可成り早くから咲くのが特徴ですが、実は隠れた凄さがあります。それは花上りの良さです。恵まれた環境だと芽の数だけ花茎を上げてくるもので、既に完成の域に達していると言っても過言ではありません。かなりのアガパンサスを育ててきましたが、この品種を超えるほどの資質が有るものは、無く、並ぶほどの個体は プラエコックス ‘アルバ’ くらいでしょう。海外のアガパンサス農園で観て来ても是を超えている資質の個体は少ないです。残念なことに、こんなに恵まれた個体なのに、ありふれているというだけで大切にされていないことも多々あります。