スタイル抜群💃✨の湿原の花｜園芸日記bykitten｜みんなの趣味の園芸

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秋が日ごとに深まってきているようですね✨
関東近辺ではぐずついた空模様が続いているようですが当地では雨は降らずに秋と残暑が同居しているような複雑なお天気になっています😞💨
昨日は風のない晴天で、外で作業をしていますとジリジリとしたいやな暑さでした😵

今日の日記の植物はすでに花は咲き終わってしまっていますが、ちょっと特徴的なお花なのでご紹介させていただきます🕵️

シムラニンジン(セリ科)🌾 写真１
花のようす

河川の氾濫原や湿地にまれに見られる多年草。
朝鮮半島と日本列島だけに知られている。日本では九州(熊本県・大分県)と本州の関東地方(茨城県・栃木県・埼玉県・千葉県)に分布するとされている。関東地方で見られるものは大陸がまだ陸続きであった頃の分布の端と考えられていて、太古には広く繁栄していたのではないかと思われる。
花は多くのセリ科植物に共通する線香花火のような形状である。これは複散形花序(ふくさんけいかじょ)と呼ばれ、セリ科の特徴のひとつになっている。また、地下には紡垂形の白い塊根がある。

シムラニンジン(セリ科)✨ 写真２
すらっとした草姿

シムラニンジンは湿地のオギやヨシなど背の高い植物と競合するためか、１〜２.５mもの高さにまで伸びる。しかし茎は細くて弱々しいうえに花茎もあまり分枝しないためにそのシルエットは美しい。

シムラニンジン(セリ科)🌾 写真３
葉のようす

細かく裂けた、羽状複葉(うじょうふくよう)と
呼ばれる形状の葉をしているものが多いセリ科の中ではこのシムラニンジンの葉はとても変わっている。線形の葉が３〜７裂してフォークのような形で、これはほかの日本のセリ科植物にはほとんど見られない特徴で、同定が難しいセリ科の中では
見分けがつきやすい。

シムラニンジンは地名がその由来になっています。
東京都の板橋区、志村に因んで付けられたそうでここは古くには一面に湿草原が広がり、さまざまな植物が見られたということです😃


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みんなのコメント（4）

nyaomomo 2022/10/19

こんにちは、kittenさん。
シムラニンジン由来、知りませんでした。
ありがとうございます❗️よく知る地域でしたが、初めて聞きました。確かに、その辺り高島平(団地で有名かも)含め、一帯湿原のようだった話は聞いた事あります。
ニリンソウの事は、よく耳にするのですが、、
兵庫県の方にご教示頂いて、ちょっと不思議な感じです～。自分の無知さに😰⤵️

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kitten 2022/10/19

こんにちは、nyaomomoさん☀️🌾
コメントありがとうございます♪
昔、江戸郊外にはそのような場所が多くあったと何かの本で読んだ記憶がありますがシムラニンジンもそのひとつだったんでしょうね😺
このシムラニンジン、板橋区の赤塚植物園さんでは当時の原風景を再現しようと取り組みがなされているそうです。シルエットが綺麗な植物なので機会があれば自然に近い状態で咲いているところを見てみたいですね。
コロナ禍が続いてしばらく東京へはご無沙汰してしまっていますが都内の自然公園🏞️めぐりなんてしてみたいです😉

こんばんは～。
またまたローカルな植物園の名前が出てきましたね～❗️kittenさん、実は東京の方だったりして、、。
都内は割りと緑豊かなんですよね。
個人的には、文京区小石川植物園などは良いなと思っております～。

kitten 2022/10/20

こんばんは、nyaomomoさん🌠
小石川植物園、私も何度か行きました😃
私はもともと自然にある野草などが好きでしたので植物園では目黒近くの自然教育園や茨城県の実験植物園などもよく立ち寄りました。都内では町田市や清瀬市、八王子市、皇居の周辺など緑濃いところも多いですね♪
大都会でありながら気軽に自然とふれあえる、そんな場所がしっかりと確保されている東京はさすが日本の誇れる首都だと思っています😉
ぜひ、東京の見どころを色々教えて下さると嬉しいです。