“秋の日はつるべ落とし”と云われる。
秋の夕暮れは、単に日没時刻が早まるだけでなく、真夏に比べて「簿明(=日没後しばらくは暗くならない現象)」の継続時間が短く感じられるため、
「水を汲み上げる釣瓶(つるべ)が素早く井戸に落ちていく様(さま)」に喩(たと)えて、このように云われるらしい。
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京都や岐阜などの伝承に、木の上から落ちてきて人間様を喰らう“釣瓶落とし”という妖怪が居るという。
日没の早いこの時期。仕事を終えどっぷり日が暮れた帰宅途上、
黒々と茂るケヤキの大樹の下を通り過ぎる時など、ふと樹の上から突き刺すような鋭い視線を感じることがある。
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さて。
どんなに気温が下がっても日照時間が短くならない限り絶対に“冬支度”に取り掛からない、男気溢れる植物が存在する。
例えば、“シャコバサボテン”や“ポインセチア”などだ。
そこで、我が家では9月中旬からこいつらの「短日処理」を始めた。
まったく世話の焼ける連中だぜ。
この一か月間の涙ぐましいお世話の甲斐あって、“シャコバサボテン”の葉の先端に小さな小さな赤い花芽が確認できるようになってきた。
だが、“ポインセチア”の葉は相変わらず青々と茂っている。
一体いつになったら、葉が紅く色付いて来るのだろう。
早く寝ない子は“釣瓶落とし”に食べられちゃうゾ~‼
“田舎の堤防 夕暮れ時に
ぼんやり ベンチに座るのか
散歩するのも いいけれど
寄り添う人が ほしいもの
あの娘がいれば 僕だって
淋しい気持ちにゃ ならないさ
まわりの暗さは 僕たちのため
あの娘が来るのを 待っている
夕暮れ時は 淋しそう
とっても一人じゃ いられない♪”(By NSP)
◆写真①:“シャコバサボテン”の花芽【2022年10月17日撮影】
◆写真②:青々と茂る“ポインセチア”【2022年10月17日撮影】
◆写真③:妖怪釣瓶落とし【ネットから転載】
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だいぶ日が短くなりましたね。昔、友人と八海山を登山した時に下山中、日が落ちて道が良く分からなくなりヘッドライトはあったのですが、分岐点の案内板を見るためにガスバーナーを燃やして何とか遭難することなく下山できました。暗い山中にけやき?の大樹から突き刺すような視線、妖怪釣瓶落とし⁉️
返信する怖すぎるぅ😱
コメントありがとうございます。
それはそれは、恐怖の体験談ですな。
よくぞ釣瓶落としの難から逃れて、九死に一生を得ることができました。
おはようございます。
返信するNSPに反応してしまいました。歳がバレますね。
今くらいの季節になると聴きたくなります。
シャコバサボテン、子どもの頃すごく流行ってうちでも育ててました、これも懐かしい。
コメントありがとうございます。
私が中学生のころ、NSPはクラス中が聴いていた記憶があります。
今ぐらいの季節になると聴きたくなりますね。
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