今日、秋の日は、ほんと「釣瓶落とし」と、言われるように、5時に暗くなった。
この樹形づくりは、原点に返って自然樹形の真似をする。
樹形はいろいろありますが、どうしても個性が出てしまい、私どもは【蟠幹】が、子供時から好きだった。
ヒドイ時は、茎を丸く輪っかにすれば、盆栽樹だと思っていた。
【直幹・斜幹・模様木・懸崖・双幹・株立ち・根連らり・文人・・・】といろいろあるものだ。でも、
実際の「自然の美」が最高であることは確かだね。
自然美に近づけようとすれば、やはり、年数がかかる。
【黄金分割】や【三角形】など、あれこれ樹性に応じて考えるがそんなにうまくいかないのが現実である。
用土量の鉢の大小、置き場所、周りの環境、大切な水遣り方法などに左右され、満足出来るものは中々出来ないから播種からの【樹齢】だけ自慢する。
盆栽展示会で素晴らしい作品が並んでいるが、所詮、「受賞者」が作られた盆樹は少ないのだ。
「愛盆家が受け継いで百年! なのだね。」こんな負け惜しみ的考えをしながら、・・・あと10年私の寿命がもたないね。
「でも、種を蒔いて、市販品を買って、齷齪しながらチマチマとイジッている。この育てるのが好きなのだね。」
写真1 【懸崖仕立て】を予定。
写真2 将来は、【文人仕立て】に。
写真3 【未定の樹形】樹任で、 ?です。
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