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茶色い地面の上に
2023/03/26
チエ吉さんの園芸日記
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今年は例年より温かいようで、北海道も雪解けがずいぶん進んでいます。ようやく地面が見えてきた庭先を見て回りました。
写真① 去年のホオズキの実。
庭に植えたのは10年以上前です。
年々他の植物に圧倒されていき、ついに数年前から姿が見えなくなってしまった、と勝手に思い込んでいました。
「ちゃんとここにいるよ。ずっといたんだよ。」
と言われたような気がしました。
写真② ハチの巣のかけら。
この写真の巣とは別ですが、去年、少し危険な種類のハチが庭先に巣を作ってしまいました。近所に住む子供たちがよく通る道に面していることもあり、可哀想ですが駆除することに。
勇敢にも一人で駆除してくれた父が、巣に戻ってきたハチの慌てた様子と何とか巣を守ろうとする様子を見て、静かに心を痛めていた姿がずっと忘れられません。
怖くて辛い役を一人でやってくれてありがとう。
写真③ 白鳥の羽。
連日、白鳥や雁などの渡り鳥が自宅のはるか上空を飛んでいきます。遠くからでも聞こえるくらい大きな声を掛け合いながら、北を目指して力強く飛ぶ姿。何度見ても感動します。
気をつけて行ってきてね。また戻ってくるのを楽しみにしているよ。
まだ花はおろか緑もほぼ無い、殺風景で地味すぎるこの時期が、なぜかずっと大好きです。
遠ざかる冬を惜しみつつ、これからの芽吹きにわくわくしながら、本格的な春の訪れを待っています🌱
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こんにちは。
返信するそれぞれの写真の向こうに、
それぞれの物語が感じられて、
とても愉しくみせて頂きました。😊🎶
Alliumさん こんばんは（＾＾）
雪解けの時期に、茶色い地面に落ちているものをぼんやり眺めながら歩いていると、小さな発見やささやかな感動があったり、大事な何かをふと想い出したりするので不思議です。
地味すぎる写真ばかりになってしまいましたが、その背景に物語の気配を感じて下さるAlliumさんの豊かな感性に、とても温かい気持ちになりました◎
チエ吉さん、こんにちは😃
返信する北海道はまだまだ春はこれからなのですね✨。
ホオズキの赤い実、雪の中でジーッとしていたのですね✨
実を包む皮はレースのよう。
蜂の巣の駆除。
キケンな作業、お父様も大変だったことでしょう。
でも…無くなった巣の元に帰ってきた働き蜂達…。
人間の都合で住みかを奪われてしまった😞😞。戸惑う蜂たちに心を痛めるお父様、心優しいお父様ですね。
大きな巣ではないけれど、同じような事は毎年あります。
毎回、巣に戻ってきた蜂たちの様子にいつも胸が痛みます。
働き蜂たちはどうなるのでしょう。
あまり深く考えた事はありませんでした😫😫。
この羽を落としていった白鳥さん、もう北へ帰れたでしょうか。
小さな羽1枚でも色んな思いが巡りますね😊😊。
色がない季節、そんな季節も惜しみながら楽しむチエ吉さん、いつもながら素敵だなぁ！と思います😌😌。
きぶなさん こんばんは（＾＾）
茶色い地面の上にある小さな赤いモノ、遠くから見つけて何だろうと思い、近寄ってホオズキだとわかったときは驚きました。
ハチの巣の一件ですが、自然や生き物を愛し、いつも家族を守ってきてくれた父が、どんな想いで一人作業したのだろうと思うと、今でもたまらない気持ちになります。多分ずっと忘れられないし、忘れたくない出来事です。
同じようなことがあり胸を痛めるきぶなさんにも、優しさが溢れていますよ。
白鳥の羽はひとつだとこんなに軽くて小さくて繊細なのに、これがたくさん集まった翼ではばたく姿はなんて力強くてかっこいいんだろう、といつも思います。
厳しい自然界、命がけで旅をする鳥たちがどうか無事に目的地へ到達できますようにと祈るばかりです🍀
地味な写真ばかりですが、きぶなさんがひとつひとつ丁寧に読み取って下さり、とても嬉しかったです◎
チエ吉さん
返信するこんにちは☀️
お父様への想いや、共生する植物や昆虫、鳥への思い……
チエ吉さんの繊細な感受性が伝わってくる日記だと思いました。
昔祖父のノートの端に、
小雀の翼一枚けさの庭、と書かれていたのを思い出しました。
ミャー子さん こんにちは(^ ^)
ミャー子さんのお祖父様の一句が、３枚目の写真の情景に少し似ていて、なんだか嬉しくなりました。
日常的に句をお作りになっていたのでしょうか、素敵なお祖父様ですね◎
とても味わい深く、しばらく余韻に浸らせていただいています(^ ^)
華のない写真ばかり並べてしまいましたが、優しいコメントをありがとうございました◎
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