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植物学の日とエキサイゼリ(益斉芹)

2023/04/24
植物学の日とエキサイゼリ(益斉芹) 拡大 写真1 植物学の日とエキサイゼリ(益斉芹) 拡大 写真2 植物学の日とエキサイゼリ(益斉芹) 拡大 写真3

朝ドラ「らんまん」で今日が牧野富太郎博士の誕生日と知りました。さらに夕方のニュースでそれにちなんで「植物学の日」に指定されたと知りました。
その日にふさわしい植物は我が家にないかなと思ったら、エキサイゼリ「益斉芹」が思い浮かびました。
こちらは実生から育てて、つぼみを付けています。(最初と次の写真)

明治時代、基準の植物標本が圧倒的に少なく、ようやく牧野富太郎博士が、ヤマトグサを初めて日本の植物に日本人が学名をつけ学会誌に載せた最初の植物になりました。
ちなみにこの時、牧野富太郎は博士でなく、後に友人の勧めで博士号を取りましたが、権威に反感を持っていたので喜びはなかったそうです。

その後、正規の学生でも職員でもない牧野氏は東大の植物学教室を追放されて研究の場を失います。
その窮地に色々と助力してくれたのが、ソテツの精子の発見者池野成一郎博士でした。

牧野博士はこのエキサイゼリを新種として学名をつける時に種小名にIkenoiと入れて感謝の意を伝えたそうです。

さて益斉芹の益斉は幕末の越中富山藩主前田利保の号名で、この珍しいセリを江戸郊外で採取し、画家に描かせたそうです。

エキサイゼリはセリ科の一属一種の日本固有種で自生地は渡良瀬遊水地など数か所しかないそうです。

セリの葉が3出複葉に対してエキサイゼリは単羽状複葉で形態がまったく違います。(最後の写真、左がエキサイゼリ、右が大きくなった我が家のセリです。)

朝ドラ「らんまん」の最後に植物が一種類づつ紹介されていますが、いつかエキサイゼリが登場しないかなぁと思っています。

今日は上の妹の誕生日、偉大な植物学者と同じ誕生日と知ってとても喜んでいました。🥳

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