平安貴族の衣装が和名の由来🪷🪻｜園芸日記bykitten｜みんなの趣味の園芸

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昨日は各地で気温が上がり、かなり暑くなりました☀️🥵
それにともなって熱中症に関するニュースも増えてきているようです。これからは外での作業やお出かけにも注意が必要ですね。

写真１　ジュウニヒトエ(シソ科)🪷

春に咲く野草には楚々とした佇まいに加えてとても雅びやかな和名をもっているものも数多くあります。日本固有のアジュガの一種であるジュウニヒトエもそのひとつですね😃　　　　茎の先に花穂を出し、輪生するように何段もつく花のようすを日本の伝統装束の十二単にたとえて付けられていて、その草姿に相応しい和名と言えるのではないでしょうか。

ジュウニヒトエは栽培しても育てやすく、毎年花が終わったあとに脇芽を挿しておくとよく咲いてくれます😙
昨年もそうしておいた苗が幾つかできたので大きめの鉢にまとめて植え付けましたがもりもりになり過ぎてしまいました😆
ちょっと隙間を開けて控え目に咲かせるくらいが深窓育ちのイメージのこの花には良いのかも知れませんね🤔

写真２　アジュガ・レプタンス(シソ科)🪻
　　　　　　　→(公園で撮影)

和名ではセイヨウキランソウ、あるいはセイヨウジュウニヒトエなどと呼ばれよく普及している植物です😃
ヨーロッパからアジアの温帯にかけて分布し、日本のジュウニヒトエと異なって地上にランナーを盛んに出して殖えていくので花どきは群生して見事です。
こちらはエレガントドレス👗のような美しい色が魅力ですね。

写真３　キランソウ(シソ科)🪷

野や山で見かけるこの花も日本に自生するアジュガの一種で地にぺったりと張り付くように放射状に葉を広げている姿が目にとまります😃
キランソウの和名の由来は諸説があり、葉の光沢や花が密生して咲くようすが金襴(きらん)という織物の切れ端に見えるからという説やラン科の紫蘭(しらん)を想わせる色合いから紫蘭草が転訛してキランソウになったとされる説があるようです🤔


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