キウイの樹には雄樹と雌樹があります。
雌樹には子房の先に花柱が付いている雌花が咲きます。
また、雄樹に咲く雄花には子房や花柱がありません。
しかし、まれに雌樹であるにも関わらず、雄花が付いていることがあります。
写真の一番上の花がそれに該当します。
実はこれは雄花ではなく、未発達子房の雌花のようです。
当然のことながら、この花を使っての受粉は出来ません。
このような花は、樹のホルモンバランスにより発生するようで、樹勢が著しく低下した場合に多く発生しているようです。
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