塀のフェンスにからませた
クレマチス・プリンセスケイトは
伸びるだけ伸びてからつぼみをつけ
小さな花をいっぱい咲かせる
大きな花とは違って可愛い
よく見ないと見過ごしてしまう
赤いペチュニアが咲き
隣の白いインパチェンスを
眺めているように見える
何か会話でもしているのか
花も本当は話すのだという人もいる
もっと科学が進んだら実際の会話を
聞けるかもしれない
でも私は静かな今がいい
想像しながら見る方が好きだ
時に言葉は誤解を生むから
カーネーションも
少しずつ咲く
赤い花がやっと咲いた
※コメントの書き込みには会員登録が必要です。