kittenさんの園芸日記
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タツナミソウの仲間たち🌊 2

2023/07/31
タツナミソウの仲間たち🌊 2 拡大 写真1 タツナミソウの仲間たち🌊 2 拡大 写真2 タツナミソウの仲間たち🌊 2 拡大 写真3

明日からは8月に入りますが、各地で危険な暑さは相変わらず続いていますね😱当地もこの先はしばらく晴れ☀マークばかりの予報で気が滅入ってしまっています😮‍💨せめて夕立くらいは欲しいところなんですが☔☔


以前にご紹介したタツナミソウの仲間のうち、今回は葉の形状が紫蘇の葉に似ていることが名前の由来となっている
シソバタツナミをご紹介します😃

シソバタツナミに分類されるグループのタツナミソウにはホナガタツナミソウ、トウゴクシソバタツナミ、シソバタツナミ、イガタツナミソウなどがあり、おもに葉の付き方や茎に生える毛の向き、腺点の有無によって分類されていますが判別の困難な個体が少なくないことや研究者によって見解が異なる部分があるなど同定が難しいことでも知られています🤔


写真1・2 シソバタツナミ(シソ科)🌊

湿った林縁や植林地の下、石の上などに生える。分布は本州の福島県以西から四国、九州とされている。シソバタツナミは茎に上向きの白い毛がやや密に生えていること、葉の裏面に腺点がないことが特徴とされている。葉には表面の葉脈に添って斑が入る個体とそうでないもの、葉裏が紫色を帯びる個体とそうでないものがある。

左は関東、中部地方など東日本のエリアで見かけるタイプのもので葉の表面に白い斑が入る個体、右は近畿地方から四国、九州と西日本のエリアで見かけるタイプの個体です🗾”所変われば品変わる”の例えどおり棲み分けをしているのは面白い現象ですね。ただ、九州などでは全体に大型で白い斑の入るツクシタツナミソウと呼ばれる品種が見られますがこれはシソバタツナミとは別種になっています。
写真2は芽だし後まもなくの頃のようすで、最も斑がくっきりと現れやすい時期でもあります♪


写真3 上 ホナガタツナミソウ(シソ科)🌊
    下・左 ナミキソウ(シソ科)🌊
    下・右 コナミキ(シソ科)🌊

ホナガタツナミソウはシソバタツナミに似ているが茎には下向きのやや曲がった毛が生えることと、葉が茎の下部に集まって付く傾向がある。葉の表面にはうっすらと脈が浮き出たような不明瞭な斑が見られることがあるがときにシソバタツナミのようにくっきりと赤紫色の斑が入る個体も見られる。分布は本州の福島県以南、四国、九州とされている。

写真下のナミキソウとコナミキもタツナミソウと同じ仲間の花で海岸の砂地などに見られるナミキソウはタツナミソウよりもずっと花が大きく、生えている場所では群生していることが多くて見ごたえがあります♪
コナミキは名前の通り、ナミキソウをごく小さくしたような花を咲かせこちらも海岸近くの草地に生えますが環境省の絶滅危惧種に指定されている植物です。

「タツナミソウの仲間たち🌊 2」関連カテゴリ

みんなのコメント(2)

こんにちは

丁寧な説明をありがとうございます。
とても勉強になります。
家のは葉の中が黒っぽくなる右タイプです。
中が白っぽいのも素敵ですね~。

返信する

おはようございます メギツネさん🎐🍉🎐
いつもコメントありがとうございます♪
斑入りのタツナミソウは花のない時期も楽しめるのがいいですね😙今はふつうの花が終わって閉鎖花がぽつぽつと出てきています。タツナミソウには四季咲きのような性質をもっているものもあるので盛夏が過ぎるとふたたび開花してくれるかもしれません。
それにしても最近の夏は当たり前のように異常気象になってしまいますね😮‍💨動けない植物たちが可哀想です。
熱中症にはくれぐれもお気を付けてくださいね🎐

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