ともたん0128さんの園芸日記
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ともたん0128さん  大阪府
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【23.8.20】👿悪魔の爪👿

2023/08/20
【23.8.20】👿悪魔の爪👿 拡大 写真1 【23.8.20】👿悪魔の爪👿 拡大 写真2 【23.8.20】👿悪魔の爪👿 拡大 写真3

みなさんおはこんばんちわ。

タイトルが何やら物々しいですがお写真の説明まで少々お待ちください。
そろそろ暑さも峠を越えたのが植物達の「水くれ」アピールの頻度から分かる頃合いです。今年の夏は雨が少なく日差しが強いので里芋の葉が枯れ始めたり植栽がこれまでで初めて葉焼けしたりと園芸を始めて初体験の事が少しありました。まぁそれでも枯れることは無いので心配はしてません。
さて今日の園芸作業。今日は木質化して花付も悪くなってきたフランネルフラワーを根っこの部分だけポットに移して鉢を空けその鉢に葉っぱが縮れて今にも逝ってしまいそうなトベラ二株を移して再生を図る事にしました。フランネルフラワーの鉢はスミレちゃんの根っこが縦横無尽に走りフランネルフラワーの場所を奪い取ってました。木質化が花付の悪くなった原因ではなかったようです。スミレはポットや北側砂利敷きに移植しました。昨年末フランネルフラワーの再生を図るため水はけのよい硬質鹿沼土メインの用土に変えたのがスミレちゃんが気に入る原因だったようです。あとはトベラが大きくなることに期待。只今2株とも樹高15㎝足らず。21年12月播種。トベラの居た4号鉢にタイタンビカス1株を植え付けました。
これで咲いたらおもろいな。

それでは早速お写真の解説の解説に参ります。
📷①②キバナツノゴマ(ツノゴマ:通りの花壇の植栽)
今日紹介する植物は園芸日誌始まって以来ですが全部私が栽培している植物ではありません。
このビロードモウズイカに似た花を付ける植物。かなりのレア植物ですが誰かが花壇で栽培されてます。タイトルはこの植物の別名Devil's Clawの和訳です。学名を Proboscidea louisianica  (シノニムはIbicella Lutea )と呼び別名は他にデビルプラント、ユニコーンプラント、タビビトナカセなどがあります。別名の由来は「キバナツノゴマ 種」で検索すれば自ずと分ります。私この植物の葉っぱが白くなってて「さぞフワフワなのか」と思いすりすりしました。ところが、、、、べっとべと!!「なんじゃこりゃ!」となりました。そうなんです。この植物体表が全て虫を捕まえるための粘液を分泌する繊毛で覆われています。匂いも虫をおびき寄せるため腐敗臭がするらしいですが私はコロナで鼻が少々馬鹿になってて分かりませんでした。そんなわけでこの植物は食虫植物に分類されるようです。同じように虫を捕えるために体中がぺとべとの植物にペチュニアが居ますがこちらは捕まえても分解はしないので食虫植物ではございません。

📷③ウリクサ(アゼナ:雑草)とトキワハゼ(ハエドクソウ:雑草)初めに謝っておきます。「ピンボケごめ~ん!」この二種は恐らく初めて見る方は区別できないでしょうね。トキワハゼは栽培した事があります。株径40㎝になるまで肥やしました。その後花壇でしばらく残骸と戦う事になったのは想像に易いと思います。さてこの二種、科が違うのに何故似ているか?それは共にシソ目に属しているからです。ですから茎は共に断面が四角形です。植物学的には「茎に稜(りょう)がある。」と言います。稜(りょう)とはそばとも読み「角」の事を指します。ウリクサは園芸植物ではトレニアの仲間。トキワハゼは園芸作業ではモンキーフラワーことミムラスそして山野草のサギゴケの仲間です。トキワハゼとサギゴケは非常によく似てますが花の上についているツノの数が違います。トキワハゼが1本しかないのに対しサギゴケは2本です。

📷④ツユクサ(ツユクサ:雑草)
ツユクサも栽培した事があります。とても難儀しました。ポットで栽培していたのですがポットの下のメッシュの育苗箱を根が貫通して下に根を下ろしてしまい最終的に株径1mに達してしまいました。他のツユクサ科のブライダルベール、ムラサキゴテンなんかを見ても分かる通り繁殖力がパネェです。しかし私はこのツユクサに価値を見出してます。もし食糧難に陥った時、虫なんか食わずに真っ先にこのツユクサを食べます。若芽は「美味しい。」と言われてます。なぜこれを野菜として販売しないのか?こんなに簡単に増えて容易く栽培できるのに。しかし恐らく人間が栽培し始めると途端に弱い品種になります。人間が保護すると植物は怠けます。

ここで皆さんツユクサの花の部位について解説します。
花弁は上弁2下弁1雄しべ6本、内仮雄しべ3本Y字雄しべ1本O字雄しべ2本です。この写真で仮雄しべの下にあるはずのY字雄しべがありません。仮雄しべとは虫さんたちをおびき寄せるためのおとりで花粉がありません。Ý字雄しべO字雄しべには花粉精製能力があります。そして雌しべ花の後ろにある花弁に見えるのは蕚片ではなく苞葉です。

📷⑤タカサブロウ(キク:雑草)
タカサブロウは現在モトタカサブロウとも呼ばれています。それは日本に戦後移入してきたアメリカタカサブロウと区別するためらしいですが個人的に接頭辞が付かない類似種が沢山いる植物は他にもあるので「モト」は不必要だと思います。この茎を折って紙にこすりつけると黒くなり字が書けます。https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=1096121の本題で示したように生薬としても利用されアンチエンジング効果があります。この日記を読んだご婦人方がタカサブロウを乱獲してタカサブロウが日本から無くなりそうな予感。

本日の本題は植物の解説に代えさせていただきます。

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