みなさんおはこんばんちわ。
二日連続の更新と相成りました。内容も昨日の続報と言う形になります。昨日の📷⑥のアメリカフヨウに近い葉の形をした?葉に切れ込みの無いタイタンビカスが開花しましたのでご報告に参りました。結果を申し上げますとアメリカフヨウでもないし一般的なタイタンビカスでもない花が咲きました。初めは「タイタンビカスだな。」と思っていたのです。それは明らかにアメリカフヨウの花ではないからです。ところが観察してみると・・・それでは早速本日のお写真の解説に参ります。
📷①タイタンビカス(アオイ:実生)
昨年公園で採種したタイタンビカスを3月に播種した所親株タイタンビカスの形質に近いものを継承したものがまず8月に開花し始めました。続いてこの葉に切れ込みの無いタイプのタイタンビカスが開花し一番花の開花を見れずに2番花が初体験になったわけですが・・・みなさんこのタイタンビカス、昨日の株の花https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_image_slideshow&target_c_diary_id=1119850&num=1と比べておかしな点があります。
お気づきだろうか・・・それは花弁の重なり方が昨日のタイタンビカスの花と逆になっているんです。それと若干こっちのが赤が濃い。なんか「違和感があるな。」と思ってたのですがそれが原因だったようです。従って一般的なタイタンビカスとも違うようでインターネットでも見たことが無いような花になります。もう一つの株は葉がまるっきりモミジアオイのタイタンビカスでその子の開花も楽しみです。果たしてどんなタイタンビカスが咲くのやら・・・
昨日の日記で紹介した開花株以外に「こんなのが咲いてます。」と言うのがありましたがそれ以外の開花株の一部を紹介します。これ以外にイリマ、マリゴー、ガラニチカ、リリオペなどが咲いてますが写真は前に紹介してるのでそちらを参照なさってください。ここまで名前が出た以外にも勿論開花株はあると思います。
📷②百日草(ジニア・エレガンス:キク:実生)
公園に寄付したのは皆立派に育ってますがウチのは「くねくねにもほどがあるっつーの!」と言いたいくらいにグニャグニャ曲がり倒してます。百日草はやはり花壇が向いてます。エキシビジョンメンバーには到底加えられません。
📷③ジニア・プロフュージョン(キク:零れ種発芽)
昨年ここの花壇でジニア・プロフュージョンを栽培してました今年は一回花壇を休ませて地力回復を試みてます。しかし零れ種発芽の方が丈夫で立派だと言う事がよく分かります。鉢植えジニアは切り戻し後に再起せずそのまま☆になる者たちが後絶ちませんでした。ジニア・プロフュージョンは📷②の百日草とホソバヒャクニチソウの交配により誕生した非常に丈夫で病気に強い品種です。位置づけとしてはF1になりますが私はメンデルの法則なんてこれっぽちも知らなかった時に公園で種を集めまくって播いてきましたがこれまでプロフュージョンから百日草あるいはホソバヒャクニチソウの形質が分離したことがありません。ほぼ親株と同じものが生えてきます。色違いが交配しても色が変るだけで形質には問題はありません。同じくマリーゴールドも分離したことが無いです。
📷④サポナリア(・オフィシナリス)(ナデシコ:挿し芽)
公園のサポナリアの枝を「これどうなってるのかな~?」といじくり倒してたら枝が取れちゃったので半分に切って挿し穂2つで挿しました。両方活着。サポナリアも地植えはヤバいのでしません。八重なので不稔です。欲しい方は来年の挿し芽のシーズンに繁殖して差し上げます。5月から切り戻しながら咲いてます。
📷⑤ギボウシ(キジカクシ:祖父による植栽)
菊一さんからナンバンギセルの種を頂くことを確約済みですので花が終わった後このギボウシを餌にする鉢を仕立てるつもりです。ナンバンギセルは葉緑素を持たず他の植物主にイネ科やギボウシ、ミョウガの根に寄生して栄養を奪い取る寄生植物です。寄生、共生、片側共生の違いは以前本題で取り上げましたが寄生は片方が利益を得もう片方は損害を被る構図で被害者側を宿主(ホスト)と言います。他にヤドリギなどが寄生植物になります。共生とは持ちつ持たれつの関係です。マメ科の根粒菌やマツタケなどに代表される菌根菌などがその代表ですが根粒菌に関しては共生とはいいがたい事実もあります。それは栄養を地中から集めてこないサボりの根粒菌には糖をあげないという半ば飼い殺しのような関係がマメ科植物と根粒菌の間に存在します。
片側共生は片方にメリットはありますがもう片方は損得が0の植物です。代表格は着生植物です。そうランやサボテンです。かれらは宿主の高い所に生えて日光の恩恵を得ます。根っこからは空気中の水分を吸収してます。決して宿主から栄養を盗んだりせず自前で光合成します。蛇足ですがヤドリギも光合成しますが根っこからは着生植物と異なり栄養を盗みます。
📷⑥ポーチュラカ(スベリヒユ:零れ種発芽)
ジニアと混植したのですがジニアが☆になり居なくなったところを我が物顔で占領し始めました。ここにはオレンジが入った赤と黄色の2株が居ます。春待草の鉢にももう一株零れ種発芽のピンクに近い赤のポーチュラカが居ます。黄色は形質分離より現れたと思います。今案で黄色は栽培した事がありません。
📷⑦オキザリス・トリアングラリス('紫の舞':カタバミ:球根)オキザリスの球根は鱗茎と呼ばれジャガイモの塊茎や里芋、グラジオラス、フリージアの球茎と異なり葉が変化したものです。塊茎、球茎は文字通り茎が変化したものです。他に鱗茎を持つ植物はタマネギなどがあります。ちなみにサツマイモやラナンキュラスは塊根といい根っこです。ダリアはジャガイモと同じく塊茎です。このオキザリスは葉っぱが写ってるコエビソウを頂いた時についてきたものです。
📷⑧ヒメザクロ(ミソハギ:幼苗)
現在樹高10㎝余り。この小さいプラ鉢のおかげで生長が悪いと判断し本日ベニバナサルビアの鉢増し後空いた駄鉢に入れました。大きくなれよ~~♪開花期が完全に終わってるのに咲いてます。私くらいのレベルになると植え替え時期なんか関係なくオールシーズン植替えが出来ます。
📷⑨キナコ君♂
この日記の常連ですが他にモナカ♂、シラタマ♀、ヨウカン♂、←3匹はキナコの兄弟 アンコ♀←母親、クロマメ♂、ブラウニー♀←この2匹はネクストジェネレーションの兄弟、そしてクロ←父親(この子だけお菓子じゃない)計8匹。申し訳ないのですが全員去勢避妊済みです。これ以上増えたら餌をあげられなくなります。
今日は寄生と球根の説明にて今日の本題に代えさせていただきます。
それでは股👋
#寄生植物 #共生植物 #片側共生 #球根の種類
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