みなさんおはこんばんちわ。
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徐々に気温が下がってきてはいますが昨日は18日の平均最高気温を2度も上回る25度でした。こりゃあネモフィラたんも眠りに就くのが分かる温度です。我が家のネモフィラ自家採種の発芽率は0です。ネモたんの育苗箱の用土は他の植物のポット上げに使ったのでどこからか出てくるのを期待してます。バルボさんから頂いた種子の播種組は今のところポリキセナ(ラケナリア)とスパラキシス・ビローサしか出てきてません。球根のラケナリアはムタビリスとヴィリディフローラ共に萌芽してきてます。いでさわさんから種子を頂いたディエテス・ビコロルは4号ポット2つに分けて栽培していましたがどうやら地下茎で株が増えるらしく新しい萌芽が多数確認されもはや種を取る必要が無いと喜んでおります。
それでは早速本日のお写真の解説に参ります。
📷①-1マーガレットコスモス(キク:幼苗)
俄然きれいに咲き始めてきました。開花期は1-3月以外と長いですがこの暑さを越えたあたりが「一番奇麗なのではないか?」と思いますね。
この木は私がお花を寄付している公園にあるマーガレットコスモスの零れ種発芽を分けて頂いたものです。株が若い内は病気のようなひん曲がった花ばかり咲いていたので「もう捨てようかな?」と思ってましたがめんどくさくて捨てなくて正解でした。初めはユリオプスデージーだと思っていたのですがいつからか「むむ?これは違うぞ?!」と思いはじめマーガレットコスモスと言う回答にたどり着きました。
開花が良くなった理由として考えられるもう一つの要因。マーガレットコスモスの株元に猫達が捕まえた鳥やネズミや蛇、トカゲの死骸を多数埋めていることも影響があるのかもしれません。浅く埋めるとあの子達が掘り返すので20cmより下に埋めてます。こうした有機物を土中に入れると猛烈な勢いで微生物が分解し有機物を植物が吸収可能な無機栄養素に変換します。自然界では動物の死骸や糞尿が栄養素になる(返る)事はごく当たり前のことです。但し冬は活動が緩やかになり分解も緩慢になります。
📷①-2アメジストセージ(メキシカンブッシュセージ/サルビア・レウカンサ:シソ:水中発根⇒花壇)
年々デカくなるモンスターのようです。毎年地際で刈り込んでもこれですから年数回刈り込んでみようかと。開花できる剪定の限界を探ってみようと思います。時間があれば・・・
📷②スイートアリッサム(アブ:実生)
越したど~(^^♪❕❕
昨年9月に播種したスイートアリッサムが夏前に刈りこんでおいたお陰で無事夏を乗り切りました。鉢植えだった他の株は早々にドロップアウトしました。ここの花壇は朝方日は射しますがほぼ日陰なのでそれが理由で奏功していると思います。ここからまた株が大きくなってくれたらと思います。以前ここにいたスイートアリッサムは二年目の夏越しが出来ず☆になりましたがこの子には越えてもらいます。
📷③シロバナハマナデシコ(ナデシコ:零れ種発芽)
6月に咲いていた白花が返り咲きし始めました。私が花茎を落とさないからです。本当は株を充実させるために落とします。めんどくさがりの証です。このようにして開花期外で咲いた白花と藤色のハマナデシコが交配してピンク色っぽいのが生まれたのだと思います。
📷④ルドベキア・トリロバ'タカオ'(キク:零れ種発芽)
このフジバカマ鉢のタカオの零れ種発芽が元気が良すぎたせいで今年は見事にフジバカマが開花しませんでした。現在タカオは上の方は全部ぶった切ったのでこれは下の方に残っている枝が再び花芽をあげて開花し始めたものです。
📷⑤ピラカンサ(バラ:祖父による植栽)
周りのピンク色の枠の形が理想なのですがなかなか難しいですね。後ろの松のせいで頭の形が悪く見えますが頭は案外うまく剪定できてます。実も全体について真っ赤なハートを完成させたいです。この果実も「果実について液果編 https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=1129402」で解説している梨状果です。外に見えているのは果実ではなく花托と言う花の部位が肥大したもので中に痩果と言う果実が入ってます。これを偽果と呼びます。イチゴやリンゴも偽果です。⇒「偽花、偽茎、偽果についてhttps://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=1004121」痩果についてはこちらで解説しています。⇒「乾果編 https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=1128815」
先日紹介した花芽の現状です。
📷⑥ウインターコスモス(キク:地下茎による繁殖)
奇麗でいいにおいの花をたくさん付けるモーレツな雑草と私は形容します。根を全摘したつもりでもしれっと鬱蒼と繁茂する。そんな子達です。恐らく滋養強壮に良いと思われるので今度あく抜きをしっかりして食べてみようと思います。もう一つの花壇の方はトケイソウの下に潜り込んだ根から生えてきてるのが沢山花芽をあげてます。今年はトケイソウは早々に終わってしまったようです。先ほどのマーガレットコスモスもこのウインターコスモスも「コスモス」と付きますがコスモス属とは別属でユリオプス属とビデンス属です。
📷⑦ダルマギク(キク:挿し芽)
公園から枝を数本拝借して(今はしません)挿したうち3つが発根活着しその内の2つが行かず後家でパラサイトしてくれてます。昨年花後に剪定しなかったので今年は2つとも沢山花芽をあげてくれてます。どんなに汚くなっても剪定をするとダメだろいう事が分かりました。今お花を寄付している公園にもダルマギクが居ますが地植えにするとどんどん横に広がるのでダルマギクは鉢植えが適していると断言できます。
📷⑧ツワブキ(キク:実生)
どこの公園から採ってきたのか忘れましたが園芸を始めた翌年の2019年1月に室内播種しました。(本来は2月が播種適期)その内2株が大きくなり花壇に定植。2020年秋に初開花が見れました。園芸を始めたばかりの私は開花に1年以上要する植物が居ることを知らず「これ花咲かないのかな?」と思ってました。タイワンホトトギスも開花まで1年半を要しました。もうすぐ満開なのでまた報告します。
現在6本の花茎を抽苔しています。花の量は昨年より劣る見込み。
10月21日追記:花茎は12本で毎年増えてます。
所で今日の本題。
今日は写真の説明が長いので名前シリーズですが種類の少ない「デンドロン」が付く植物を紹介します。
所でデンドロンとはギリシャ語で木を意味します。
それではイザ!!
セコイアデンドロン(ヒノキ):現存する最も巨大な木とされるシャーマン将軍の木がある。
メリオデンドロン(エゴノキ):3-4月開花のエゴノキ科の落葉中木である。
リューカデンドロン(ヤマモガシ):南アフリカ/オーストラリア原産の開花期が6-8月の半耐寒性常緑低木である。
フィロデンドロン(サトイモ):熱帯~亜熱帯原産のサトイモ科の観葉植物。うちの里芋同様条件によっては開花します。里芋開花https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=1125988
リリオデンドロン(モクレン):ユリノキの学名(属名)である。
レウコデンドロン(トウダイグサ):こちらのレウコデンドロンは他のデンドロンと違い種小名でユーフォルビア属の一種と言う事になる。しかしこのユーフォルビア・レウコデンドロンは高価で取引される希少性の高い多肉植物なのも他と違う点と言える。デンドロンと付くが木ではない。
ロードデンドロン(ツツジ):シャクナゲの学名(属名)
いかがでしたか?
「これぐらいやったらギリ眠らずに済む。」
ふ~ん。
それでは股👋
#デンドロンと付く植物 #名前シリーズ
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こんばんは
返信するこれがシロバナのハマナデシコなのですね。そして白と藤色が混ざってピンクが生まれたのですね。貴重な種をいただきありがとうございます。何とか開花させたいです。
rumikohさんこんばんは!
返信するコメントありがとうございます!
私は何故だか一番花とこう言った終わりを過ぎた時しか殆ど載せてないので花数がどうしても少ないものが多いです💦本当はhttps://flower365.jp/17/206(4).htmlの表紙みたいに咲きます。そしてこの表紙のピンクが園芸品種としているピンクと色は同じですがお譲りしたピンクの方が花の集まりが小さくシュッとしたイメージです。白と藤が交配したピンクは薄いピンクです。我が家の開花期はもしかしたら環境のせいかもしれませんのですべて同時期に咲き始める可能性があります。園芸店で販売されている一般的なナデシコは様々に交配をされて作出されているので種子を採って播いてもバラバラな草姿・形質のものが出ますがこのハマナデシコはそういった工程を経ていない在来の原種(固定種)なので種を採って播いても同じようにできます。rumikohさんなら寝てても来年咲かせることができるでしょう。私の記録では発芽は播種後9日目です。一週間は最低かかります。
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