キウイフルーツは収穫した時点では硬く、酸っぱくて食べられたものではありません。
美味しく食べるためには追熟が必要になります。
よく知られている方法では、ビニール袋にリンゴやバナナと一緒にキウイフルーツを入れて数日置いておく方法があります。
しかし、この方法では多くの人が失敗しています。
リンゴやバナナが出すエチレンガスによって追熟が行われるのですが、リンゴの種類によってはエチレンガスをあまり出さないものもあります。
因みにリンゴを使う場合はリンゴを逆さまにするとエチレンガスが多少多く出るようです。
また、数個のキウイを追熟させるのであれば、この方法でも良いのですが、1個のリンゴから出るエチレンガスは多くないためキウイの数が増えると、それに合わせたリンゴを用意する必要があるので大変です。
我が家では多くのキウイを収穫するようになり、その追熟方法も変化してきています。
・追熟剤の「熟れごろ」を使う
一度に40個程の追熟を行うことができるので重宝します。
1回分(1袋)の価格は約100円ですので、1セット10袋あれば400~500個の追熟が行えます。
・バナチレン エチレンガス(ボンベ)を使う
昨年までは追熟剤の「熟れごろ」を使っていたのですが、我が家のキウイの収穫量が大幅に増えてきて、「熟れごろ」ではコスパが悪いと感じ、今年からバナチレンを使う方法を試しています。
50個程度のキウイであれば、1秒ほどガスを注入すればよいので簡単に作業が行えるのも嬉しいです。
我が家の場合収穫した果実は、自家消費と近所の人、親戚や友人・知人に配っているのですが、追熟処理が上手くできない人が多かったため追熟処理をしたものを配るようにしました。
そのため、収穫した全てのものを我が家で追熟処理しているのです。
実際ボンベ1本でどれだけの追熟処理ができるのか試験中です。
写真1:ビニール袋にリンゴと一緒に入れている状態
写真2:追熟剤の「熟れごろ」
写真3:バナチレン (エチレンガス)
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果実の追熟に使う場合は 室を 1000PPM(0.1%)にする必要があるようですね。
返信するバナチレンの場合は 1缶にエチレンガスが5L(5000cc)入っているようなので1本で5m3(5立方)に使えるようですね。個人で使う分には十分なエチレンの量とは思いますが
ネットを調べても お値段が乗っていません。
スプレー缶では ワンプッシュで何cc 出るのかがわからないと 計算できないのがつらいところですが、袋を使うと 体積の計算ができるので、例えば衣装ケースにキウイを入れる場合に その空間容積分の 計算をしてからその容積の1/1000 のエチレンガスを入れてやればいいという事になりますので、正確にやりたい場合は、ビニール袋を使うと 上手く出来そうですね。
空気を抜いた袋に スプレ-で充填したものをそのまま ケースにいれれば良いと思います。
1秒で足りるようなら その方法でも大丈夫ですね。
スプレー缶の場合、ホントに頻出量が分からないので適当です。
返信するビニール袋でガスの量を計る方法は、なんだか難しそうな気がします。
まあ、今のところ50個程度の少量で追熟していて1秒程のプッシュで上手く行っているので、これで良しとしています。
大きめのビニール袋にキウイをすべて入れ、プシュっとガスを噴射し素早く袋の口を占めてガスが逃げないように輪ゴムでとめています。
バナチレンの価格、ちょっと忘れてしまったのですが、1本2千円弱だったと記憶しています。送料が必要だったので本当はもう少し高くつきました。
50個当たりの追熟で1プッシュというのは 結構持ちそうですね。
1000PPMだと 容積に対して 1/1000 なので 1Lの体積だったら1cc で良いので、1プッシュで丁度よいのかもしれません。
価格のお知らせありがとうございます。
2千円位だと送料がかかっても 経済的なようですね。
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