ここ2年で、バラ(と現在栽培できないクレマチス、紫陽花、梅などの鉢植え)以外の植物にいろいろ触れてみてわかったことがある。
環境を操作する、慣れるには限度があるということ。
その限度を超えた植物は、フォローしても支えられず、上手く育てられないこと。上手く育てられなければ、諦めも肝心ということ。
今年度でいうならば、夏に植えたダリア。開花に長日環境が必要で、西南西では日当たりが足りなかった。
以前からあるものだと、観葉植物や多肉植物。
梅雨と冬は雨で湿度が高く、かといって降らない時は乾燥する。夏は日陰だろうと高温の38度。
これが一番辛いのだろう、土壌まで細心の注意をはらったラベンダー(アングスティフォリア系)もダメだった。
室内に風通しよく日当たりもいい場所もない。そもそもが狭くて切り戻しを繰り返すから、植物が弱ってしまうみたいだ。
そんな中でも適応してしまう植物もいる。
まずバラやアジサイ、クレマチスといった落葉花木類。樹木という性質上、水や栄養を蓄えるのが上手いように思う。そのため、鉢植えでも極端な乾燥や炎天下に根が耐えられる気がする。なにか起きても、落葉から再出発できる。
シクラメンが長生きできるのが不思議だけれど…。夏を乾燥状態でやり過ごし、曇りがちな冬でも花がつく性質がこの地域の気候にあっているのかも。
同じく雨ざらしが苦手というクリスマスローズも軒下なら安全。こちらも優しい日差しでOKということでうまくやったら我が家に根付いてくれるやも。
他には…日照に関わりない開花のローダンセマム、西の強い日差しを有効に使ってくれるトマトやオクラはうちでも元気です。
新しい植物を迎える前に「本当の本当にうちの環境でいいのか?」はよくよく考えなきゃなあ。とはいえ、育ててみないとわからないこともあります。
…そう。部屋の中のシンゴニウムと多肉が軒並み調子悪いのです。かわいそうだけど…かなあ。
写真は本件と関わりないキンギョソウ(これも冬場が雨なせいか貧弱気味)、花が増えてきたシクラメン、芽吹きのミニバラ(カルーセルコルダナ)
2月23日に誤字修正。
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